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本館に寄贈された中村とうようコレクションの展示とともに、スペシャルコンサート等の関連企画を期間中開催。
*関連企画につきましては、下記イベントURLをご参照ください。
*8月7日〜9月4日は休館期間

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中村とうようコレクション展 楽器とレコードを中心に

当館は、わが国のポピュラー・ミュージック研究の草分けのひとりであり、音楽雑誌「ミュージック・マガジン」(1969年創刊)の初代編集長である音楽評論家、中村とうよう氏の所蔵されていた音楽関連コレクションのすべてを、2006年にご寄贈いただきました。その内容には、ジャズ、ポピュラー音楽、民族音楽を含む世界各国のSPレコード、LPレコード、文献、民族音楽など、幅広く網羅されています。

本展では、この中村氏のコレクションを通して、音とヴィジュアルが交差する新たな魅力を、美大ならではの視点で伝えたいと思います。特にLPレコードのジャケットは、1950年代から70年代にかけて、グラフィック・デザイナーたちが競って個性的なデザインを展開した表現の場でもありました。また、それに先行したSPレコードは、今では文化財として後世に伝えるべき音楽メディアの原点です。それらのレコードを聞くために作り出された蓄音機(オーディオ機器)も、音楽の歴史を伝えるのに欠かすことの出来ない道具であり、それらの在りし日の姿を顧みるのも、歴史の貴重な追体験となるはずです。そして、音楽を生み出すために作られた世界各地のさまざまな楽器は、先人の工夫の足跡を忍ばせてくれます。

現代ではインターネットを通じた音楽配信の普及に見られるように音楽メディアの形態が変化するなか、そのモノとしての魅力のあり方も変容していますが、この展示を通してその役目を終えたアナログ・レコード音楽を身近に体験できる機会を提供することや、民族の誇りを象徴すべく機能的に作り出された楽器の魅力に直に触れることは、作家を養成しモノを作り出す大学としては大きな意義のある試みであると思います。

なお本展は、造形研究センター近代デザイン研究プロジェクトの一環として、センターの客員研究員である中村氏自らが特別監修の立場でこれまでの研究成果をまとめて広く公開いたします。


*中村とうよう氏のご逝去にともない、イベント内容が一部変更となりました。詳細は展覧会特設サイトをご参照ください。

主催:武蔵野美術大学 美術館・図書館
共催:武蔵野美術大学 造形研究センター

開催日 2011年07月04日 10:00~2011年09月24日 18:00
会場 武蔵野美術大学美術館・図書館
会場住所 東京都小平市小川町1-736 地図
地域 東京 / 東京市部(吉祥寺など)
アクセス 1.西武国分寺線「鷹の台」駅下車徒歩約20分
2.西武バス「武蔵野美術大学」停留所下車すぐ
営業時間 10:00~18:00
*土曜日、特別開館日は17:00閉館
*7月18日は特別開館日
*8月7日〜9月4日は休館期間
イベントURL http://mauml.musabi.ac.jp/museum/archives/205
東京都小平市小川町1-736

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佐藤 久 (14年6ヶ月前)

高校生のとき外国の音楽の情報はミュージクマガジンとシングアウトでした。

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