彼女の一日は、お紅茶でできているようなもの。
本を読むときも、お花を眺めるときも、
美しいお姫様の隣には、必ずカップがあるのです。

そのカップの中身も、寒くなってくると
ほとんどがとびっきり濃く煮出したロイヤルミルクティー。

とはいっても、いつも同じものではないの

朝のはじまりは、お砂糖の入ってないシンプルなもの。
夕暮れ時には、はちみつを垂らしたあまいもの。

「そんなに飲んで、よく飲み物太りしないね」
だなんて、さあ誰が言ったのかしら？

「王子様も一杯、いかが？」

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作成者	easter
作成日	2011年11月12日 10:46

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