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Gallery PARC[グランマーブル ギャラリー・パルク]では、2023年11月4日から25日まで、木版画家・ふるさかはるかの個展「ことづての声 / ソマの舟」を開催いたします。

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Gallery PARC 【ことづての声/ソマの舟:ふるさかはるか】開催のお知らせ

Gallery PARC[グランマーブル ギャラリー・パルク]では、2023年11月4日から25日まで、木版画家・ふるさかはるかの個展「ことづての声 / ソマの舟」を開催いたします。
ふるさかは1999年武蔵野美術大学油絵学科卒業後、2002年よりフィンランド、ノルウェーなどでのレジデンス・発表をはじめ、様々な土地を訪れるなかでその地の暮らしや風土を知り、そこを端緒に木版画を制作しています。木や土など、その土地の自然素材を得て制作するふるさかの木版画は、そのプロセスにおいて素材から自然や暮らしを「汲み取る」行為であるといえ、「自然と共に生きる人びとのことばや手仕事」を眼差し、自身の手仕事(版画制作)や他者の手仕事を通じて「人が自然から何を読み取り、協調しているのか」について知り・確かめる行為として、取材から木版画制作の一連に取り組んでいます。
2017年よりふるさかは、津軽・南部地方で山の人びととその手仕事を取材し、何気ないことばを聞き取りながら、彼らの「山の命との向き合い方」に眼差しを向けてきました。ふるさかは彼らが自然とどのように向き合い、そこから何を読み取り、それが手仕事にどのように表れ、人と自然の関係性への洞察がことばにどのように表れているのかについて、彼らのことばと手仕事を自らの手で理解しようと、土を拾い藍を育てて絵具を作り、木片の形に導かれながら自然の色・形・摂理と呼応するように版木を彫り、作品をつくってきました。
その成果の一部は2022年に開催したギャラリー・パルクでの個展「積層の器 ことづての声」において発表されましたが、そこからさらなる取材や制作を経て、2023年11月に作品集『ことづての声 / ソマの舟』として出版されることとなり、本展はこの出版に合わせて、作品集に所収された木版画やドローイングの原画作品をはじめ、取材先で撮影したピンホールカメラによる写真作品や資料などを展示するとともに、完成した書籍をご覧いただけます。
本展「ことづての声 / ソマの舟」は、「自然と人間との関わり」を考える上で、そこに暮らす人々の「ことば・手仕事」をその接点として眼差したふるさかが、自らも「ことばを紡ぎ・手を動かす」ことでそこに理解を超えた「共感」を得て制作した作品と書籍によって構成されます。鑑賞者はふるさかが触れてきたことばや手仕事だけでなく、ふるさか自身のことばや手仕事に触れる中で、ここに新たな「共感」を体験いただけるのではないでしょうか。
なお会期中の11月18日には「座談会」として、作品集の編集者・丹治史彦さん(信陽堂)をお迎えし、作品集の制作や取材にまつわるお話しを伺います。また作品集『ことづての声 / ソマの舟』は本展会場だけでなく、ギャラリー・パルクのオンラインストアからも購入いただけます。

展覧会概要はこちらよりご覧ください。
https://www.galleryparc.com/pages/exhibition/ex_2023/2023_1104_furusakaharuka.html

〓【展覧会名】
 ことづての声 / ソマの舟 
 The Voice of Lore / Soma's Boat

〓【会  期】
 2023年11月4日[土]─ 11月25日[土]
 13:00 ─19:00 *11月18日[土]は18時まで
 水・木休み *11月23日[木・祝]は開廊
 
〓【入  場】
 無 料

〓【座談会】
『ことづての声/ソマの舟』の編集者・丹治史彦さん(信陽堂)をお迎えし、作品集制作にまつわるお話から、取材地の山の手仕事についてお話しします。マタギ薬「鳥っこ止まらず」のお茶を飲みながら、山の命と直接関わる人びとの言葉に触れてみましょう。
■ 日  時:11月18 日[土] 18:00 ─
■ 参加費:1000円
■ 定員25名(予約優先)
■ 予約方法
下記予約フォームよりお申し込みください。
https://forms.gle/xWWBr5WxQDYS5jf57



〓【会  場】
 Gallery PARC(グランマーブル ギャラリー・パルク)
 〒602-8284 京都府京都市上京区皀莢町287  堀川新文化ビルヂング 2階


〓【問い合わせ・主催】
 Gallery PARC(グランマーブル ギャラリー・パルク)
 075-334-5085(T) 075-334-5360(F)
 【Mail】 info@galleryparc.com
 【 HP 】 https://www.galleryparc.com



● 作品集『ことづての声 / ソマの舟』●

ふるさかはるか著
発行:空中山荘  発売:信陽堂
600 部限定・224 ページ・定価6,050 円(税込)
発行日:2023年11月3日

山の命と直接関わる手仕事の人びとが動植物からどんなサインを読み取り協調しているかを取材した作品集。南津軽の山で出会ったマタギ(猟師)の暮らしやソマ(木こり)の漆塗りの笛の話をきっかけに、南部地方の漆掻き職人とその道具を作る鍛冶屋まで訪ね歩いたインタヴューを掲載。「ことづての声」には取材したインタヴューとピンホール写真、ドローイング、「ソマの舟」にはインタヴューをもとに執筆したエッセイと木版画を収め、木版画と山仕事という自然と関わる手仕事だけでなく、記録と考察もが呼応する構成。管啓次郎氏(詩人 / 比較文学研究)、登久希子氏(人類学研究者)による寄稿文も収録。取材地の漆の木と樹液を使って手刷りした「漆木版画」、ソマの漆塗りの笛の音声を聴けるしおりが添えられています。本の中で交わされる山のことばと自然の色・形から、人が手を通して自然と関わり続けるすべを読み取っていただけたら幸いです。

オンラインストア[parcstore]で取り扱っております。>
https://www.parcstore.com/esp/shop?pid=FH1-03-003&gid=3

開催日 2023年11月04日 13:00~2023年11月25日 19:00
会場 ギャラリー・パルク
会場住所 〒602-8284 京都府京都市上京区皀莢町287  堀川新文化ビルヂング 2階  地図
地域 京阪神 / 京都
アクセス  ◯地下鉄烏丸線「丸太町」・「今出川」駅より徒歩約20分
 ◯地下鉄東西線「二条城前」駅より徒歩約18分
 ◯京都市バス 9番・50番(JR京都駅から約22分)・12番(阪急烏丸駅から約15分)・67番(阪急大宮駅から約12分)系統「堀川中立売」バス停下車徒歩1分
 ◯駐輪場・駐車場(2台) 有 ※満車の場合は近隣のコインパーキングをご利用ください
入場料 ■ 展覧会入場料:無料
■ 11月18日トークイベント:1,000円(予約優先)
営業時間 13:00 ─19:00 *11月18日[土]は18時まで
電話番号 075-334-5085
イベントURL https://galleryparc.com/pages/exhibition/ex_2023/2023_1104_furusakaharuka.html
〒602-8284 京都府京都市上京区皀莢町287  堀川新文化ビルヂング 2階 
京阪神・京都
2024/4/13 ~ 2024/5/12
京阪神・京都
2024/4/13 ~ 2024/5/12

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