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銅版画家・浜口陽三は西洋の印刷技術メゾチントを芸術表現に取り入れ、モノクロの技法に色彩を呼び起こしたことで知られる。この秋は浜口のリトグラフに焦点をあて、主な制作である銅版画約40点とポスターの原画のための幻のシルクスクリーン試作品とそのポスターを加えた多彩な構成の展示を開催。

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浜口陽三展 カラー・トリップ

銅版画家・浜口陽三(1909-2000)は、西洋の印刷技術であったメゾチントを芸術表現に取り入れ、さらにモノクロであった技法に色彩を呼び起こしました。あざやかな赤いさくらんぼの奥の暗闇によく目を凝らすと、幾重にも色が重なりあっていることに気づかされます。その暗色は、黄、赤、青、黒の四色の版の重なりでできあがっているのです。ビロードのようにも見えるその暗色のやわらかさや静謐な画面は、国際的に高く評価されました。
 しかし浜口は、銅版画の技法だけにこだわらず、リトグラフでの制作も試みています。銅版画では表現できないフラットな色彩をリズミカルに配したその作品は、銅版画での作品と同じモチーフを描写していながら、異なった様相を見せます。浜口の好んで用いたモチーフであるさくらんぼは、リトグラフの多彩な
作品の中で、弾みながら歩んでゆくようです。
 また、もうひとつの色の冒険として、浜口はシルクスクリーンにも挑戦しています。ポスターの原画として使用するためにつくられた、そのただ1 点のみの幻の試作品を、今回はポスターと併せて紹介します。
 この秋の展覧会は浜口のリトグラフ作品に焦点をあて、浜口の主な制作である銅版画約4 0 点を加えた多彩な構成です。さくらんぼを追いかけて、色の旅をどうぞお楽しみください。

開催日 2017年08月26日~2017年10月22日
会場 ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション
会場住所 東京都中央区日本橋蛎殻町1-35-7 地図
地域 東京 / 千代田区・中央区(銀座など)
アクセス 103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町1-35-7
電車でお越しの方
・半蔵門線 水天宮前駅 3番出口 徒歩1分
・日比谷線 人形町駅 A2出口 徒歩8分
・浅草線 人形町駅 A5出口 徒歩10分
お車でお越しの方
・首都高速 浜町出口から600m、約3分首都高速 清洲橋出口から450m、約3分
東京シティエアターミナル駐車場入口前
※美術館には駐車場がありません。向かいのコインパーキングをお使いください。
入場料 一般:600円(500円)
高大生:400円(300円)
中学生以下:無料
障害者手帳をお持ちの方とお連れ様一名様は無料
※( )は団体20名以上でお越しの場合
営業時間 平日:11:00~17:00(最終入館は16:30)
土日祝:10:00~17:00(最終入館は16:30)
休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は開館、翌日火曜日が休館となります。)
ナイトミュージアム:毎月第1、第3金曜日は20:00まで開館(最終入館は19:30)
電話番号 03-3665-0251
イベントURL https://www.yamasa.com/musee/
東京都中央区日本橋蛎殻町1-35-7

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