『インターナショナル・イラストレーションコンペ2014入選作』　
版画用(ジクレー)にあらためて仕上げました。
1964年。この個性豊かな背景のゴシック形式の建物が揃ってたのは東京オリンピックの年が最後でした。この内堀通りには都電が悠々と走り、懐かしいワーゲン・ビートルやプリンス・グロリアも走ります。早朝の日比谷濠の情景を想い描きました。
　その後、遠景の東京会館、帝劇、第一生命ビル、丸の内警察、大正生命ビルは、一つひとつが建て替えられていきました。また、東京会館に至っては更なる建て替えの予定もあるとのことで、2015年1月には再び取り壊されてます。あの旧館の復刻を望みたいものですね。
1964年、東京会館、帝劇、第一生命ビル、丸の内警察、大正生命ビル、旧館最後のそろい踏み。その後一棟ずつ建て替えられて、すでに見られなくなって久しい昭和レトロイラスト作品です。プリンス・グロリア、フォルクスワーゲン、都電。

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作成者	上月 伸仁
作成日	2017年10月20日 01:36

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