国内最大級アートコミュニティーサイト会員登録数1万人以上

開催中
カテゴリ
工芸・陶芸・民芸
タグ[編集]
このページにタグをつけてみませんか?

この展覧会(展示室1)では、展示室を二分して写経と墨蹟を並べ、まずその造形的な違いを目で見て実感していただきます。

54 0 0 0
企画展「はじめての古美術鑑賞-写経と墨蹟-」

【画像キャプション:メインビジュアル】
 写経と墨蹟。読めないし、敷居が高そう、と思われるかもしれませんが、どちらも仏教に基づく一方で、ひたすらに書き写された書と、書き手である禅僧の個性が表れた書という対照的な魅力を持ち、これまで賞玩されてきた古美術の重要なジャンルです。
 写経は、6世紀の仏教伝来以来、今日まで連綿と続く営みです。奈良時代には、専門の写経生たちが謹厳で端正な書風を残しています。また、平安貴族たちが功徳を求めて作らせた壮麗な写経の遺品からは、その料紙装飾や書風を通じて当時の美意識を知ることができます。
 墨蹟は、主に禅宗の僧である師から修行増へ、修行の進捗や達成の証などとして与えられてきました。書き手である高僧の精神が表れたような、個性的な書風が見どころです。やがて禅宗の精神性を尊ぶ茶の湯で、墨蹟は茶室の床の間を飾る格の高い掛物として位置づけられていきます。
 「はじめての古美術鑑賞」と銘うったこの展覧会(展示室1)では、展示室を二分して写経と墨蹟を並べ、まずその造形的な違いを目で見て実感していただきます。展示作品は、当館が所蔵する写経と墨蹟の国宝、重要文化財が中心です。これらの作品は何が、どのように優れているのでしょう?書としての見どころや歴史的な重要性などの鑑賞ポイントを、専門用語もわかりやすく解説しながらご紹介します。名品で古美術鑑賞を始めましょう!

開催日 2025年05月31日~2025年07月06日
会場 根津美術館
会場住所 〒107‐0062 東京都港区南青山 6‐5‐1 地図
地域 東京 / 港区・文京区(六本木など)
入場料 オンライン日時指定予約制
一般 1300円 (1100円)
学生 1000円 (800円)
営業時間 午前10時~午後5時 (入館は閉館30分前まで)
イベントURL https://www.nezu-muse.or.jp
〒107‐0062 東京都港区南青山 6‐5‐1

まだこのイベントが書かれたブログはありません。

会員登録をしてコメントしよう!

同じカテゴリーのイベント

開催中 2025年6月16日(月) 11:00

2025年6月21日(土) 15:00
東京 千代田区・中央区(銀座など)

NA-utsuwa-銀座グループ展

伝統と現代を結ぶアーティスト「松ミ」、“うつわ”の世界に挑む ―銀座「stage銀座」にて、...

開催中 2025年4月29日(火) 10:00

2025年8月31日(日) 17:00
東海 愛知

企画展「至福のひととき カップ&ソーサー展」

オールドノリタケをはじめ、京都や有田、九谷など、明治時代以降に各産地で数多く生産・輸出され、社...

開催前 2025年7月5日(土) 13:00

2025年7月21日(月) 17:00
東京 足立区・北区・荒川区・台東区(上野など)

「黄昏を待つとき」 泉澤千景(ガラス...

清涼感あふれるガラスと陶、日本画の展示です

開催前 2025年7月8日(火) 10:00

2025年7月14日(月) 18:30
東京 東京市部(吉祥寺など)

パリコレッ!ギャラリーvol.36 大...

60歳を前にして絵画に本格的に取り組み始めた大沢氏。パステルやガッシュを用いて、風景画から抽象...

このイベントに行きたい人0人