Up & Coming 第2回展「紙・姿・詩」
2024年5月17日(金) 12:00 ~2024年6月23日(日) 19:00
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- インスタレーション
- 絵画・版画
- インテリア・家具・建築
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2024 年5 月中旬より、展覧会「紙・姿・ 詩」を開催いたします。本展ではバックグラウンドの異なる3 人が関心を
寄せている「空間」や「場所」に置かれる様々な抽象的な存在と直・間接的に関係性をもつ紙、姿、詩という3 つの
「し」を引き出し、紡ぎ出された作品を発表するグループ展です。
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イベントDATA
Up & Coming 第2回展「紙・姿・詩」
イ ヘリム 、胡 琪 、蘇 楚旋
会期:2024年5月17日(金)~6月23日(日)
開場時間:12:00~19:00(金・土は20:00 まで)
休場日:火曜日
会場:Up & Coming(東京都渋谷区神宮前3-42-18)
アクセス:東京メトロ銀座線「外苑前駅」3番出口より徒歩4分
URL: https://upandcoming.tamabi.ac.jp/exhibitions/n002/
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我々がみる世界は見えるもののみで出来上がっていると言い切れるだろうか。
そう思い込むには、現れてからはすぐその姿を消してしまうものやことが我々の周辺にはたくさんある。「時間」は、「感情」は、「気配」は目に見えないが確実に存在しており、常に我々の周辺を漂いながら気付かされた瞬間にのみ姿を表す。芸術家はそういった瞬間のイメージに惹かれ、意味を与えたりそれを生け捕ろうとしたりするなど表現に結びつけようとする。本展ではバックグラウンドの異なる3人が関心を寄せている「空間」や「場所」に置かれる様々な抽象的な存在と直・間接的に関係性をもつ紙、姿、詩という3つの「し」を引き出し、紡ぎ出された作品を発表する。
イ ヘリムは紙漉きという技法を用い、層を重ねて出来上がる紙の作り方と開発により生成と消滅を繰り返す町の変化との関係性を見出す。胡 琪(コ キ)は個人の身体的経験を単位として、目で見るのではなく身体を使って空間を鑑賞することによって、人間が持つより普遍的な感情の共鳴を伝える。最後に蘇 楚旋(ソ ソセン)は定型詩の諸要素を建築設計に利用する建築方法論を提案し、詩の物理的な空間化を試みる。
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【イベント】
事前予約不要、参加無料
●オープニングレセプション
日時:5月19日(日) 15:00~17:00
●トーク
日時:5月19日(日)17:00~18:30
登壇者:イ ヘリム(出展作家) 、豊嶋康子(現代美術家・東京造形大学教授)
自然素材/裏面と側面/支持体/日常という
4つのキーワードを重点的に取り上げ、2人が作品について話し合います。
●ライブペインティング
胡 琪 × 栗原 一成
日時:6月16日(日) 17:00~
定員制限(20名)あり
【プロフィール】
●イ ヘリム(LEE Hyelim)
1992年韓国ソウル生まれ。
2024年多摩美術大学大学院美術研究科博士後期課程修了、博士号取得。
来日した2018年に「紙漉き」に触れ原料加工から紙漉きまで全ての工程を自身で行い、主に紙の作品を制作する。最近は、都市開発により居住地の周辺に激しい変化が起こり、消えてしまったり、我々から忘れられていったりするものやことに注目することになり、それらを紙という素材と、紙を漉くという行為を通じて表現しようと試みる。 主な展覧会には、個展に「時間が宿る紙」(2021年、裏山道ガーデン、東京)、「ホワイトノイズ」(2021年、小川町, 埼玉)、「着せ替え風景」(2022年、金柑画廊、東京)、グループ展に「第34回 今立現代美術紙展」(2022年、今立、福井)、「소요지 逍遥紙 : 너른 종이 길」(2024年、중간지점 둘、韓国ソウル)などがある。
Website | www.leehyelim.com
Instagram | www.instagram.com/leeeehyelim
●胡 琪(KO Ki)
1996年中国安徽省生まれ。
2024年多摩美術大学大学院美術研究科博士後期課程修了、博士号取得。
現在は東京を拠点に大型油画作品を通じて、絵画に固有の形式や枠組みは、絵画内の空間と枠外の現実の空間が融合する表現を可能性を探求している。「空間認知」と「情感表現」基本的な知覚を手がかりに、鑑賞者との共鳴の橋を築くことを期待しながら制作している。
Instagram | www.instagram.com/kokinoins
●蘇 楚旋(SU Chuxuan)
1996年中国貴州省生まれ。
2024年多摩美術大学大学院美術研究科博士後期課程修了、博士号取得。
建築と言語の関わり、言語芸術としての定型詩を建築設計に利用するための具体の手続きを研究している。在学中には、定型詩と建築の融合は構造主義言語学から建築史、建築家・建築デザイン研究にまたがる学際的なアプローチを通じ、定型詩と建築という本来領域の異なる芸術/デザインを接続する理論的枠組を研究した。この研究を通じて、多元化する社会に建築について述べる・考える時に新たな可能性を提供したい。
開催日 | 2024年05月17日 12:00~2024年06月23日 19:00 |
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会場 | Up & Coming |
会場住所 | 東京都渋谷区神宮前3-42-18 地図 |
地域 | 東京 / 渋谷区・新宿区(表参道・青山など) |
アクセス | 東京メトロ銀座線「外苑前駅」3番出口より徒歩4分 東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線「表参道駅」A2出口より徒歩10分 東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前〈原宿〉駅」5番出口より徒歩13分 |
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