生誕290年記念 勝川春章と肉筆美人画 ― 〈みやび〉の女性像
2016年2月20日(土) ~2016年3月27日(日)
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<出光美術館>
生誕290年むかえる勝川春章による肉筆美人画を特集する展覧会
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イベントDATA
江戸時代中期に活躍した浮世絵師・勝川春章(かつかわしゅんしょう 1726-92)の生誕290年にあたる2016年、春章による肉筆美人画を特集する展覧会を開催します。
春章の画業がもっとも充実した時期は、多色摺木版画(錦絵)を創始した鈴木春信(1725?-70)の後半期に重なり、また、鳥居清長(1752-1815)や喜多川歌麿(1753?-1806)、東洲斎写楽(?-1794-?)といった浮世絵史上に輝く歴々の巨匠たちが脚光を浴びはじめる、まさにその目前で終わりをむかえます。活躍期を接するビッグネームたちに押されたためか、春章に寄せられるこれまでの評価は、いまだ作品の出来ばえに見合ったものとはいえません。歌舞伎俳優の特徴をとらえた、迫真的な役者絵にもすぐれた仕事を残した春章ですが、とりわけ晩年期に手がけられた肉筆による美人画は、その女性表現の優雅さにおいて、ほかの浮世絵師のそれとは一線を画したものといえます。
おそらくは周囲の貴顕たちの好みに応じた結果、風雅なおもむきを強くにじませることとなった春章の肉筆美人画は、同時代の女性という日常的で手近な題材をとらえながらも、画題の選択や表現技法に、〈古典〉とのつながりを明確に打ち出します。この展覧会は、〈美人画〉という現実の都市生活の断面を、伝統的な文化の枠組みのなかへ転じようとする、いわば〈俗中の雅〉ともいうべき性格に注目しながら、春章の芸術が目指したこと、そして、当時の鑑賞者たちが春章の絵画に期待したことを明らかにしようとするものです。
開催日 | 2016年02月20日~2016年03月27日 |
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会場 | 出光美術館 |
会場住所 | 東京都千代田区丸の内3-1-1 帝劇ビル9階(出光専用エレベーター9階) 地図 |
地域 | 東京 / 千代田区・中央区(銀座など) |
アクセス | JR「有楽町」駅 国際フォーラム口より徒歩5分 東京メトロ有楽町線「有楽町」駅/都営三田線「日比谷」駅 B3出口より徒歩3分 東京メトロ日比谷線・千代田線「日比谷」駅 有楽町線方面 地下連絡通路経由 B3出口より徒歩3分 |
入場料 | 一般1,000円 高・大生700円(団体20名以上 各200円引) 中学生以下無料(ただし保護者の同伴が必要です) ※3月15日(火)~27日(日)は「学生無料ウィーク」 ※障害者手帳をお持ちの方は200円引、その介護者1名は無料 |
営業時間 | 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで) 毎週金曜日は午後7時まで(入館は午後6時30分まで) 休館日 毎週月曜日 (ただし3月21日は開館) |
イベントURL | http://www.idemitsu.co.jp/museum/honkan/ |
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