北斎と冨嶽
2015年12月18日(金) ~2016年3月29日(火)
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<信州小布施 北斎館>
江戸浮世絵界を代表する二大絵師、北斎と広重
風景画を確立した二人の巨匠が描く霊峰富士の競演
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イベントDATA
古来、富士山は霊峰として崇められ、奈良平安の時代より詩歌、絵画などさまざまにとりあげられてきました。日本人にとって、富士山は心の拠り所とも言えます。
葛飾北斎はこの富士山を題材に、名作「冨嶽三十六景」や「富嶽百景」を世に送り出しました。 一方、「東海道五拾三次」で有名な歌川広重は、嘉永年間に「不二三十六景」、安政年間に「冨士三十六景」のシリーズをそれぞれ発表しました。
江戸庶民の間で富士山詣が盛んになり、やがて一大ブームとなりました。こうした庶民の流行を背景に、二人の浮世絵師は、江戸や東海道の各地、甲州や信州から見た富士の風景を競うように描いていったのです。
冨士三十六景 駿河三河之松原北斎の代表作「冨嶽三十六景」では「凱風快晴」「山下白雨」などにみられる富士の威容をクローズ・アップで描いたものや、「神奈川沖浪裏」「尾州不二見原」のような幾何学的な構図との取り合わせで描いたものなどがあり、富士山のさまざまな姿がみられます。
これに対し広重は、「不二三十六景」や「冨士三十六景」で遠景に富士を描きながら、その色使いや構図によって自然の美しさを感じさせる詩情豊かな作品を生み出しています。
北斎も広重もこれらのシリーズで富士山を主題に描くとともに四季や一日のうつろい、町の人々の生活などをいきいきと描いているのも見所です。また、北斎・広重ともにそれぞれ同じ地名をテーマに描いた作品があり、対比の面白さもご覧いただけます。
さらに肉筆では、葛飾北斎晩年の名作「富士越龍」をはじめ、仙厓義梵・鳥文斎栄之など江戸時代の絵師たちによる富士山の作品もあわせて紹介します。
ぜひ多彩な富士山の姿をご覧ください。
[前期]平成27年12月18日(金)~平成28年2月2日(火)
[後期]平成28年2月5日(金)~3月29日(火)
開催日 | 2015年12月18日~2016年03月29日 |
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会場 | 信州小布施 北斎館 |
会場住所 | 長野県上高井郡小布施町大字小布施485 地図 |
地域 | 甲信越 / 長野 |
アクセス | JR長野駅前「善光寺口」から長野電鉄:特急20分・普通30分→小布施駅下車:徒歩12分 |
入場料 | 大 人 1,000円 高校生 700円 中学生以下 無料 |
営業時間 | 午前9時~午後5時(11月3日まで) ※平成28年1月1日(金)は午前10時~午後3時 ※入館は閉館時間の30分前まで ※平成28年2月3日(水)・4日(木)は展示替えにつき一部閉室 休館日 12月31日 |
イベントURL | http://hokusai-kan.com/ |
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