ジョルジュ・ルオー展 ―内なる光を求めて
2015年10月24日(土) ~2015年12月20日(日)
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<出光美術館>
人間の苦悩、愛や希望を鋭く描き出したルオーの崇高で深遠なる世界をご堪能ください。
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イベントDATA
20世紀を代表するフランスの画家、ジョルジュ・ルオー(1871-1958)。その作品は国や時代、信仰といった様々な違いを越えて多くの人々を魅了してきました。とくに私たち日本人には、なじみ深く、心を惹かれる西洋人画家の一人として、今日まで愛され続けています。
ステンドグラス職人としての修業と美術学校での研鑽をへて、画家として独り立ちしたルオーが眼にしたのは、当時の社会の不条理とその中で苦悩する人間の姿でした。黒い太い線と力強く激しいタッチで描かれた道化師や娼婦、裁判官の姿は社会を告発しているかのようです。このような人々の苦悩と困難からの救いを、ルオーは自らのキリスト教信仰の中に見いだし、それを描いていきます。それは、画業の中期初頭に制作された銅版画集《ミセレーレ》、それに続く連作油彩画《受難》、さらには最晩年まで描き続けられた宗教的画題へと受け継がれ、時を追って次第に深化していきました。 また、ルオーの生涯は求める表現、至高の美への飽くなき挑戦の道でもありました。画面を削取っていく技法から盛り上げる技法へと大きく造形方法を転換させ、たどり着いたのが重厚な、そして、時には〈溶岩のような〉とも形容される独特のマティエールでした。と同時に、ルオー作品に見られる輝き、しかも、画面からにじみ出す不思議な透明感のある、あるいは〈神秘的〉とも形容できる独特の輝きの獲得でした。これら二つの特徴により、深い精神性が反映されたルオーの作品は、見る者の心の奥底に直接訴えかけてくる不思議な力を持っているのです。
人間の苦悩、愛や希望を鋭く描き出したルオーの崇高で深遠なる世界をご堪能ください。
開催日 | 2015年10月24日~2015年12月20日 |
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会場 | 出光美術館 |
会場住所 | 東京都千代田区丸の内3-1-1 帝劇ビル9階(出光専用エレベーター9階) 地図 |
地域 | 東京 / 千代田区・中央区(銀座など) |
アクセス | JR「有楽町」駅 国際フォーラム口より徒歩5分 東京メトロ有楽町線「有楽町」駅/都営三田線「日比谷」駅 B3出口より徒歩3分 東京メトロ日比谷線・千代田線「日比谷」駅 有楽町線方面 地下連絡通路経由 B3出口より徒歩3分 |
入場料 | 一般1,000円 高・大生700円(団体20名以上 各200円引) 中学生以下無料(ただし保護者の同伴が必要です) ※障害者手帳をお持ちの方は200円引、その介護者1名は無料です |
営業時間 | 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで) 毎週金曜日は午後7時まで(入館は午後6時30分まで) 休館日 毎週月曜日(ただし11月23日は開館) |
イベントURL | http://www.idemitsu.co.jp/museum/honkan/ |
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