スサノヲの到来 –いのち、いかり、いのり
2014年10月18日(土) ~2014年12月23日(火)
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<足利市立美術館>
本展は、縄文時代から現代にいたるおよそ5000年にわたり現れたスサノヲ的な表象をたどることによって日本人の深層に迫るものです。
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イベントDATA
大地を揺るがし草木を枯らす荒ぶる魂と和歌の始祖としての繊細な美意識を兼ねもつスサノヲ。スサノヲは、天災として想起されますが、漂泊の神であり、既存のものを原点にもどし、新しい世界を開くはたらきをもっています。見落としてはならない点は、何かを気づかせる喚起力と、事態を反転する起爆力、そして何よりも芸術家に霊感をあたえるその力です。
本展は、縄文時代から現代にいたるおよそ5000年にわたり現れたスサノヲ的な表象をたどることによって日本人の深層に迫るものです。いのちの与奪を司る縄文の神のすがたは、現代の作品にも共鳴し、スサノヲの到来を予感させます。また、和歌の始祖としてのスサノヲのはたらきにもとづく文学や芸能、西行や芭蕉、円空らを通して、うたとさすらいにより成就される祈りや表現を探ります。それとともに、異界を探求した平田篤胤によって提唱された幽冥界を訪ね、その根底に介在するスサノヲと篤胤の危機意識を考察します。さらには、いのちの文脈から鋭い文明批判を実践した田中正造、南方熊楠、時代と自身の危機をスサノヲにより乗り越えた折口信夫の生きざまを紹介し、彼らを突き動かした清らかな怒りのみなもとを探求します。
スサノヲは危機的状況下や時代の変換期にその都度、想起されてきました。時代の大きな曲りかどを迎えた現代にあって、私たちの深層からスサノヲは再び語りかけてくることでしょう。
開催日 | 2014年10月18日~2014年12月23日 |
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会場 | 足利市立美術館 |
会場住所 | 栃木県足利市通2丁目14-7 地図 |
地域 | 北関東 / 栃木 |
アクセス | JR両毛線足利駅下車 徒歩7分 東武伊勢崎線足利市駅下車 徒歩7分 |
入場料 | 一般 800(640)円 高校・大学生 600(480)円 中学生以下 無料 *( )内は20名以上の団体料金 *障がい者手帳をお持ちの方は、観覧料が免除になります。 *「足利学校さままつり」期間中(11月15日、16日、21日、22日、23日、24日)は無料となります。 |
営業時間 | 午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで) 休館日 月曜日(11月3日、11月24日を除く)、11月4日(火)、11月25日(火) |
イベントURL | http://www.watv.ne.jp/~ashi-bi/index.html |
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