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25年以上にわたって町田市玉川学園に居住した作家・遠藤周作は、「日本人におけるキリスト教受容」というテーマを軸に小説を執筆しました。本展では、そのひとつの到達点である『侍』を中心に、人々の苦しみや哀しみに寄り添う存在――“同伴者”を見出すまでの道筋を、直筆原稿や旧蔵書等の資料約200点によってひも解きます。

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遠藤周作(1923~1996)は、25年以上にわたって居住した町田市玉川学園で、『沈黙』や『死海のほとり』などの代表作をはじめとした小説、「狐狸庵もの」と呼ばれる軽妙なエッセイを執筆しました。
本展では、長年にわたり追究した「日本人におけるキリスト教受容」という文学的主題の、ひとつの到達点である『侍』を中心に、人々の苦しみや哀しみに寄り添う存在――“同伴者”を描いた作品世界をご紹介します。
『侍』は、仙台藩主・伊達政宗の命を受け慶長遣欧使節団の副使としてヨーロッパに渡航し、スペインで洗礼を受けた支倉常長をモデルとしていますが、遠藤が「この小説は僕の私小説みたいなもの」と語っているように、自身の受洗の経緯や渡欧経験が反映された作品です。創作ノート、草稿のほか、初公開となる「男と九官鳥」直筆原稿や旧蔵書等の資料約200点によって、史実とフィクションの狭間に込められた思いと、 “同伴者”の存在を見出すまでの道筋をひも解いていきます。
遠藤文学を通して、宗教の枠を超え誰もが共感できる“人生の同伴者”の存在を、一人ひとりが自らの人生に重ね合わせて感じていただければ幸いです。

[会期] 2014年1月18日(土)~3月23日(日) 
[休館日] 毎週月曜日、第2木曜日
[観覧時間] 10:00~17:00(毎週金曜日は20:00まで開館)
[観覧料] 一般:400(300)円、65歳以上・大学生:200(100)円、
高校生以下:無料 ※( )内は20人以上の団体料金
※ただし1月18日、2月23日、3月23日は無料
[監修] 加藤宗哉、今井真理
[協力] 長崎市遠藤周作文学館、周作クラブ、仙台市博物館、
宮城県慶長使節船ミュージアム(サン・ファン館)
[キャッチコピー]それは、人と神をめぐる壮大な物語
[展覧会URL]
http://www.city.machida.tokyo.jp/bunka/bunka_geijutsu/cul/cul08Literature/tenrankai/20131112144008645.html

開催日 2014年01月18日 10:00~2014年03月23日 17:00
会場 町田市民文学館ことばらんど
会場住所 東京都町田市原町田4丁目16-17 地図
地域 東京 / 東京市部(吉祥寺など)
東京都町田市原町田4丁目16-17

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