国内最大級アートコミュニティーサイト会員登録数1万人以上

終了しました
カテゴリ
インスタレーション
絵画・版画
ワークショップ・体験・セミナー・トークショー
タグ[編集]
このページにタグをつけてみませんか?

1960年代以降の、主に未邦訳の英文美術理論・批評を取り上げて、作品画像など豊富に紹介しながらすすめる読書会です。

2070 0 0 0
芸術係数読書会:アートをめぐる1980年代の言葉を読む 131214 オーウェンス、クラウス、フォスター

/////////////////////////////////////////////////////////////
芸術係数読書会:
アートをめぐる1980年代の言葉を読む 131214
オーウェンス、クラウス、フォスター

日時:2013年12月14日(土)13:30-16:30
講師:辻憲行
場所:千早地域文化創造館
*会場をご確認ください
参加費:1,500円 *当日学生証の提示で500円キャッシュバックいたします。
定 員:10名(要予約)
住  所: 東京都豊島区千早2-35-12
詳細・お申し込み=http://gjks.org/?p=3136
/////////////////////////////////////////////////////////////

現代アートの議論は実質的に英語でなされています。この読書会では、世界のアートの議論を同じ言語で(読書会では日本語訳を配布しますので、参加者の英語力は問いません)フォローすることを目的として、1960年代以降の、主に未邦訳の英文テキストを取り上げて開催しています。

今回は”Art in Theory 1900-2000″の第7章の第1部”The Critique of Originality”の中から、Craig Owens “The Allegorical Impulse: Towards a Theory of Postmodernism”とRosalind Krauss(extract from ‘The Originality of the Avant-Garde’)を中心に取り上げます。

“Art in Theory 1900-2000″は20世紀美術をめぐるアーティスト、思想家、批評家、美術史家のテキストの一部を抜き出したアンソロジーで、今回取り上げるのは、主に1980年代に書かれた論考を集めた第7章「ポストモダンの思想」第1部「オリジナリティの批判」に含まれる、ボードリヤール、ブルデュー、クレイグ・オーウェンス、クラウス、ハル・フォスター、シェリー・レヴィーン、アート&ランゲージ、バーバラ・クルーガー、ピーター・ハリー、フレデリック・ジェイムソン、ジェフ・クーンズ、ジュリア・クリステヴァらのテキストやインタビューです。

1950年代後半から70年代にかけ、アートの世界は観客の増加、メディウムと流通・消費形態の多様化によって大いに複雑化していきました。美術史的な動向を見ても、ネオダダ、ポップ・アート、ミニマル・アート、コンセプチュアル・アートの後、70年代のアートにはそれらと同じように名指されるような固有名を見つけるのは困難です。

1980年代はそうした流れの後に位置づけられ、何でもありの時代である一方で、シミュレーショニズムやネオ・エクスプレッショニズム(イタリアではトランス・アヴァンギャルディア、日本ではニュー・ペインティングなどと呼ばれました)など、新しい「ism」が生まれた時代でもあります。そして1990年代にアートはグローバル化し、大衆文化との融合が進み、インターネットやコンピューター・テクノロジーの発展もあり、その自明性が大きく揺らぐ事になりました。現在のアートワールドの状況を基礎付けているのは90年代に起きた変化ですが、その前史となる1980年代のアートはどのような思想・社会状況のもと展開され、どのように語られたのでしょうか。そしてそれはどのように1990年代を準備したのでしょうか。この読書会を通してその一端に触れる事が出来ればと思っています。

“Art in Theory 1900-2000″はそれぞれの論考の一部を抜き出してまとめたもので、いわゆる「いいとこ取り」の本です。もっと深く読みたいという方はぜひオリジナルのテキストに当たっていただければと思います。

読書会では基本的にこちらで作成した翻訳をもとに進行いたしますので,英語力はそれほど必要ではありません。テーマに関心のある方のお気軽な参加をお待ちいたしております。

お申し込みは:http://gjks.org/?p=3136

===
日時:2013年12月14日(土)13:30-16:30
講師:辻憲行
場所:千早地域文化創造館
*会場をご確認ください
参加費:1,500円 *当日学生証の提示で500円キャッシュバックいたします。
定 員:10名(要予約)
郵便番号: 171-0044
住  所: 東京都豊島区千早2-35-12
電話番号: 03-3974-1335
アクセス:
地下鉄有楽町線・副都心線千川駅下車 3番出口 徒歩約7分
国際興業バス「要町3丁目」バス停下車 徒歩約7分

===
辻憲行(つじ・のりゆき)
1970年生まれ。キュレーター/翻訳。山口大学大学院人文科学研究科美学美術史専攻修了。1998年から2006年まで秋吉台国際芸術村(山口県)にてチーフ・キュレーターとしてレジデンス、展覧会、WS、セミナーなどの企画・運営を行う。2008年から2010年まで東京都写真美術館学芸員。主な企画展(共同企画も含む)は、「アート・イン・ザ・ホーム」(2001)、「チャンネル0」(2004)、「トランスフォーマー」(2005)、第1回/第2回恵比寿映像祭(2009/2010)、藤城嘘個展「キャラクトロニカ」(2013)。芸術係数主宰。


お問い合わせ:
芸術係数
info@gjks.org

開催日 2013年12月14日 13:30~2013年12月14日 16:30
会場 千早地域文化創造館
会場住所 東京都豊島区千早2-35-12 地図
地域 東京 / 板橋区・練馬区・豊島区・中野区・杉並区(池袋・中野など)
東京都豊島区千早2-35-12

まだこのイベントが書かれたブログはありません。

会員登録をしてコメントしよう!

同じカテゴリーのイベント

開催中 2025年6月14日(土)

2025年7月13日(日)
東京 墨田区・葛飾区・江東区・江戸川区(お台場など)

城田 彩花 新作初個展 「I am…

城田彩花が見つめ続ける「私とは何か」という問いのかたちを、ぜひ会場にてご高覧ください。

もうすぐ開催 2025年6月17日(火)

2025年6月22日(日)
東京 渋谷区・新宿区(表参道・青山など)

ART Nexus Exhibitio...

今回、アートコンプレックスセンターで初公開となる「ART Nexus Exhibition」は...

開催前 2025年8月23日(土)

2025年11月30日(日)
京阪神 兵庫

神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond

海・山・都市をつなぐ風「六甲おろし」をテーマに、気象データと連動した体験型アートを展示。神戸の...

開催前 2025年7月4日(金)

2025年9月23日(火)
東京 世田谷区・目黒区・品川区・大田区(下北沢・自由が丘など)

和のあかり×百段階段2025 ~百鬼繚乱~

東京都指定有形文化財「百段階段」で、38名のアーティストが「鬼」と「和のあかり」をテーマにした...

このイベントに行きたい人0人