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現代アートの議論は実質的に英語でなされています。芸術係数読書会は、世界のアートの議論を同じ言語で(読書会では日本語訳を配布しますので、参加者の英語力は問いません)フォローすることを目的として、1960年代以降の、主に未邦訳の英文美術理論・批評を取り上げて、作品画像など豊富に紹介しながらすすめる読書会です。

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芸術係数読書会:マーサ・バスカーク「事業を創造すること−美術館と市場の間の現代美術」第6章を読む 131221

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芸術係数読書会:マーサ・バスカーク
「事業を創造すること−美術館と市場の間の現代美術」第6章を読む 131221

日時:2013年12月21日(土)13:30-16:30
講師:辻憲行
場所:あんさんぶる荻窪 第一会議室
*会場をご確認ください
参加費:1,500円 *当日学生証の提示で500円キャッシュバックいたします。
定 員:10名(要予約)
郵便番号: 167-0051
住  所: 東京都杉並区荻窪5-15-13 1F
詳細・お申し込み=http://gjks.org/?p=3126
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現代アートの議論は実質的に英語でなされています。芸術係数読書会は、世界のアートの議論を同じ言語で(読書会では日本語訳を配布しますので、参加者の英語力は問いません)フォローすることを目的として、1960年代以降の、主に未邦訳の英文美術理論・批評を取り上げて、作品画像など豊富に紹介しながらすすめる読書会です。

今回はMartha Buskirkの「Creative Enterprise」の第6章「Mobil Art Service」を取り上げます。

2012年に出版されたこの本は、芸術作品の制作、受容環境の変化をより広く生産、流通、消費形態の変化の中に位置づけ、その上で現代の表現活動を「事業を創造すること(Creative Enterprise)」として考察しようとするものです。

第6章「モービル・アート・サーヴィス」では、特に「関係性の美学」やリレーショナル・アート以降の社交場としてのアート、さらに言えばサーヴィス業としてのアートについて、第6回カリビアン・ビエンナーレをその最もラディカルな例として取り上げ、考察を始めます。アーティストのマウリツィオ・カテランとキュレーター(ジューイッシュ美術館)のイェンス・ホフマンがディレクターを務めたこの国際展は当時のグローバルな広がりを見せつつあったビエンナーレ/トリエンナーレ型の大規模国際展の事業形態をシミュレートした結果、作品のない展覧会として開催され大いに物議を醸すことになりました。

バスカークはそうした傾向に批判的な目を向けつつ、同時にそれを不可避的な現代美術の前提として受け入れ、ある種のオルタナティブな作品のあり方を見いだすため、様々な展覧会を含む芸術実践について考察しています。昨年出版の書籍ですので、取り上げられている事例も新しく、10年代以降のアートの方向性を知るヒントを得ることができるテキストになっています。

前回の開催から時間が経っておりますので、前回までの簡単なまとめを行った上で進めたいと思います。これまでにはニコラ・ブリオーの「関係性の美学」に対するランシエールやビショップの見解についても取り上げています。

読書会ではこちらで作成した翻訳をもとに進行いたしますので,英語力は必要ではありません。テーマに関心のある方のお気軽な参加をお待ちいたしております。また、ご参加いただいた方はFacebookの読書会グループに登録させていただきますので、そちらで翻訳やスライドなどの資料を共有いたします。

マーサ・バスカーク(Martha Buskirk)
モンセラート美術大学教授。1994年から現職。2005年から2013年までMITの客員研究員。近著に現代における物質と作家性のあり方の変容について考察した「現代アートという不確かな対象」(2003, MIT Press)。その他の著作に「デュシャン効果」(1996, MIT Press)、「傾いた弧の破壊:ドキュメント」(1990, MIT Press)など。

お申し込みは:http://gjks.org/?p=3126

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日時:2013年12月21日(土)13:30-16:30
講師:辻憲行
場所:あんさんぶる荻窪 第一会議室
*会場をご確認ください
参加費:1,500円 *当日学生証の提示で500円キャッシュバックいたします。
定 員:10名(要予約)
郵便番号: 167-0051
住  所: 東京都杉並区荻窪5-15-13 1F
電話番号: 03-3398-3191
アクセス:
JR 荻窪駅西口下車 (南側) 徒歩3分
東京メトロ丸ノ内線 荻窪駅西口下車 徒歩3分
都バス・西武バス 荻窪駅下車 南口徒歩2分

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辻憲行(つじ・のりゆき)
1970年生まれ。キュレーター/翻訳。山口大学大学院人文科学研究科美学美術史専攻修了。1998年から2006年まで秋吉台国際芸術村(山口県)にてチーフ・キュレーターとしてレジデンス、展覧会、WS、セミナーなどの企画・運営を行う。2008年から2010年まで東京都写真美術館学芸員。主な企画展(共同企画も含む)は、「アート・イン・ザ・ホーム」(2001)、「チャンネル0」(2004)、「トランスフォーマー」(2005)、第1回/第2回恵比寿映像祭(2009/2010)、藤城嘘個展「キャラクトロニカ」(2013)、「ア・ワールド・ピクチュア」展(2013)。芸術係数主宰。

お問い合わせ:
芸術係数
info@gjks.org

開催日 2013年12月21日 13:30~2013年12月21日 16:30
会場 あんさんぶる荻窪 第一会議室
会場住所 東京都杉並区荻窪5-15-13 地図
地域 東京 / 板橋区・練馬区・豊島区・中野区・杉並区(池袋・中野など)
東京都杉並区荻窪5-15-13

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