和田幸三鉛筆画展
「無の揺らぎ」
無は永遠ではなかった。
時間、空間、物質、エネルギーがないのに、変相した。137億年前の事である。
ビッグバンが起こり、宇宙という有が現れた。
ビッグバンが起きた以上、変相はした。変相の始まりはあったはずであり、それは「揺らぎ」であったとしか思えない。何故、どのようにして揺らぎが生じたのであろうか。
時間、空間、物質、エネルギーのある有は常に揺らいでいる。これら4つがない無も揺らぐに違いない。揺らがなかったのなら、宇宙も地球も我々も存在し得ないのだから。
「無の揺らぎ」こそが、有への幕開けだったのではないだろうか。
無と有の境い目、「無の揺らぎ」を表出したい。
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作成日 | 2011年01月21日 10:01 |