イタリア・ファエンツァが育んだ色の魔術師 グェッリーノ・トラモンティ展
2011年9月10日(土) 10:00 ~2011年11月13日(日) 17:00
- カテゴリ
- 立体・彫刻
- 工芸・陶芸・民芸
- 個展・グループ展・展示会
東京国立近代美術館では、イタリアが育んだグェッリーノ・トラモンティの、
初期から最晩年までの活動のすべてを、日本国内においてはじめて紹介します。
| 編集者 | |
|---|---|
| エントリー機能 | エントリー機能を使わない |
| エントリー掲載の承認 | エントリーしたら自動的にエントリー一覧に掲載 |
| アート掲載 | OFF |
| アート掲載の承認 | 投稿したら自動的に出展作品一覧に掲載 |
イベントDATA
イタリアのファエンツァ市は、フランス語で陶器を意味するファイアンスの語源となったヨーロッパでは有名な陶都として、また、マジョリカ焼の産地として古くから知られています。市内には100年を迎えるファエンツァ国際陶芸博物館をはじめ、国立窯業試験所、国立陶芸学校があり、今もなお、陶芸の発信地としての役割を担っています。
そのファエンツァ市出身の芸術家、グェッリーノ・トラモンティ(1915~1992)は、早くから才能を発揮し、初期にはテラコッタによる彫刻を手掛け、その後、陶芸家として、また画家としても活躍しました。トラモンティの陶芸作品は、色彩豊かな絵付けを施した陶板や、量感のあるフォルムに結晶釉を施した器物、厚手のガラス釉を駆使した陶額など、それらすべてに独自の特徴を持っています。
また、器物の表面に日記を綴るように文字によるメッセージを描く作品などは、当時の社会の動きやトラモンティの考え方を知ることができ、とても興味深いものがあります。
もう一つの活動を示す絵画作品は、黒色で縁取りされた独特の表現方法を取り入れて、身近なモチーフを描きながらも陶芸作品に共通する詩的な雰囲気を漂わせています。
2009年11月には、ローマのベネツィア宮殿博物館で展覧会が開催されて、イタリア国内で大きな反響を呼びました。現在は、イタリア国内を巡回する展覧会も開催されており、その評価は高まりつつあります。
本展は、イタリアが育んだグェッリーノ・トラモンティの、初期から最晩年までの活動のすべてを、日本国内においてはじめて紹介する展覧会です。トラモンティの、陶芸家としてのフォルムと色彩の多彩な世界、そして、画家としての独自の色彩感覚から生まれた卓越した表現の世界など、一作家の持つ優れた才能とその作品、そして作家の世界観を堪能いただける内容となっています。
主催:東京国立近代美術館、ファエンツァ市、グェッリーノ・トラモンティ財団、NHK、NHKプロモーション
| 開催日 | 2011年09月10日 10:00~2011年11月13日 17:00 |
|---|---|
| 会場 | 東京国立近代美術館 |
| 会場住所 | 東京都千代田区北の丸公園3-1 地図 |
| 地域 | 東京 / 千代田区・中央区(銀座など) |
| 入場料 | 一般800円(600円) 大学生500円(350円) 高校生300円(200円) ※( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。 ※無料観覧日 11月3日(木・祝)文化の日 |
| 営業時間 | 10:00-17:00 (入館は閉館30分前まで) *今後の状況により開館日・開館時間・各種プログラムの変更の可能性がございます。ご来館の際は、当ホームページまたはハローダイヤル(03-5777-8600)にてご確認ください。 |
| イベントURL | http://www.momat.go.jp/index.html |
ShareArt 展覧会・イベント情報さんが投稿したその他のイベント
このイベントに関連するブログ
このイベントに対するみんなのコメント
会員登録をしてコメントしよう!
同じカテゴリーのイベント
~
2025年11月23日(日) 18:30
甲秀樹展
本展では、新作の色鉛筆画および鉛筆画12点、人形作品1点を含む最新作に加え、これまでの旧作もあ...
~
2025年11月9日(日) 19:00
田口恵子個展 「voyage」
異国の市場に並ぶ、見慣れない形や鮮やかな色。 触れた瞬間に伝わってくる空気の湿度や匂い。 ...
~
2025年11月30日(日) 16:00
長谷川友美 個展 【ここは誰かの夢の中】
この度、幻想美術作家『長谷川友美(はせがわともみ)』の個展を開催します。長谷川は、柔らかなタッ...
~
2025年11月16日(日) 19:00
【∞~Infinity of insi...
ガラスとデジタル 全く異なる二人の新しい二人展




