にっぽんの客船 タイムトリップ 展
2011年4月29日(金) 10:00 ~2011年4月29日(金) 17:00
- カテゴリ
- 個展・グループ展・展示会
INAXギャラリー大阪では『にっぽんの客船 タイムトリップ 展』を開催。大阪商船(現・商船三井)の「あるぜんちな丸」(1939年竣工)と、東京湾汽船(現・東海汽船)の「橘丸」(1935年竣工)を中心に、戦前の客船をご覧頂く他、優雅な空間や趣向を凝らしたおもてなし等も紹介します。
| 編集者 | |
|---|---|
| エントリー機能 | エントリー機能を使わない |
| エントリー掲載の承認 | エントリーしたら自動的にエントリー一覧に掲載 |
| アート掲載 | OFF |
イベントDATA
現代のように飛行機が広く普及する以前、船は世界へ渡るほとんど唯一の手段でした。
日本における客船づくりは海外を模倣することからはじまりましたが、大正後半から昭和初期にわたって国の威信をかけたものとなり、さらには造船技術の習得と開発が進んだことにより、日本独自の設計やデザインによるものへと大きく発展を遂げていきました。
本展では、とりわけ日本のデザインの完成形をみることができる客船として、世界一周の航路をとった大阪商船(現・商船三井)の客船「あるぜんちな丸」(1939年竣工)と、東京から伊豆へ航行した東京湾汽船(現・東海汽船)の「橘丸」(1935年竣工)を中心に、戦前日本の客船と、搭乗を許された限られた人たちの船旅の様子をご覧いただきます。
「あるぜんちな丸」の基本設計は、大阪商船の和辻春樹が手がけました。、和辻は独自の様式の客船を目指して、日本の近代建築を牽引した中村順平や村野藤吾を起用します。彼の言う独自性とは、欧風の踏襲でなく、伝統的な和風を持ち込むのでもない、新しい日本デザインのよさが自然と滲み出るような洗練された客船のことであり、「あるぜんちな丸」はその集大成ともいえる円熟した設計の実現となりました。
「橘丸」は東京湾の女王と呼ばれた客船で、その美しさから現在でも高い人気を誇ります。三菱重工神戸造船所の副所長であった南波松太郎が流線型の船体を設計、南波の下、建築家の本野精吾が手がけたモダンで優雅な室内外のデザインが見所となっています。
近代日本らしい時代の空気とともに、当時の客船の有様や船旅での行き届いたもてなしの空間を体感していただける展覧会です。
主催 INAXギャラリー
| 開催日 | 2011年04月29日 10:00~2011年04月29日 17:00 |
|---|---|
| 会場 | INAXギャラリー大阪 |
| 会場住所 | 大阪市中央区久太郎町4-1-3 伊藤忠ビル1F 地図 |
| 地域 | 京阪神 / 大阪 |
| アクセス | 御堂筋線・中央線本町駅、14号出口、伊藤忠ビル1階 |
| 入場料 | 無料 |
| 営業時間 | 10:00~17:00 |
| 電話番号 | 06-6733-1790 |
| イベントURL | http://inax.lixil.co.jp/gallery/exhibition/detail/d_001750.html |
ShareArt 展覧会・イベント情報さんが投稿したその他のイベント
このイベントに関連するブログ
まだこのイベントが書かれたブログはありません。
このイベントに対するみんなのコメント
会員登録をしてコメントしよう!
同じカテゴリーのイベント
~
2025年11月9日(日) 19:00
きよみずミチル個展 「無量愛数」
きよみずミチル 美術家 女子美術大学芸術学部絵画科(現、美術学科)洋画専攻中退。 ...
~
2025年11月9日(日) 19:00
岡部版画工房企画 「田島征三・横尾忠則...
両作家とも85歳(田島征三)。89歳(横尾忠則)。 今だ毎日制作に励むバイタリティー溢れる両...
~
2026年2月1日(日) 14:00
[8/31募集〆切] 第7回Wool ...
羊毛フェルト作品が公共ギャラリーの大きな展示室に並ぶ展覧会はめずらしく、ご好評いただき7回目の...
~
2025年11月15日(土) 17:00
安藤真司展 ドローイング、ガラス絵、版画
銅版画を中心に作品を発表する安藤の個展。自然をテーマにした銅板画を中心に、透明感あるガラス絵、...



