国内最大級アートコミュニティーサイト会員登録数1万人以上

終了しました
カテゴリ
個展・グループ展・展示会
タグ[編集]
INAXギャラリー
大阪
にっぽんの客船
タイムトリップ展

INAXギャラリー大阪では『にっぽんの客船 タイムトリップ 展』を開催。大阪商船(現・商船三井)の「あるぜんちな丸」(1939年竣工)と、東京湾汽船(現・東海汽船)の「橘丸」(1935年竣工)を中心に、戦前の客船をご覧頂く他、優雅な空間や趣向を凝らしたおもてなし等も紹介します。

1713 0 0 0
にっぽんの客船 タイムトリップ 展

現代のように飛行機が広く普及する以前、船は世界へ渡るほとんど唯一の手段でした。
日本における客船づくりは海外を模倣することからはじまりましたが、大正後半から昭和初期にわたって国の威信をかけたものとなり、さらには造船技術の習得と開発が進んだことにより、日本独自の設計やデザインによるものへと大きく発展を遂げていきました。
本展では、とりわけ日本のデザインの完成形をみることができる客船として、世界一周の航路をとった大阪商船(現・商船三井)の客船「あるぜんちな丸」(1939年竣工)と、東京から伊豆へ航行した東京湾汽船(現・東海汽船)の「橘丸」(1935年竣工)を中心に、戦前日本の客船と、搭乗を許された限られた人たちの船旅の様子をご覧いただきます。
「あるぜんちな丸」の基本設計は、大阪商船の和辻春樹が手がけました。、和辻は独自の様式の客船を目指して、日本の近代建築を牽引した中村順平や村野藤吾を起用します。彼の言う独自性とは、欧風の踏襲でなく、伝統的な和風を持ち込むのでもない、新しい日本デザインのよさが自然と滲み出るような洗練された客船のことであり、「あるぜんちな丸」はその集大成ともいえる円熟した設計の実現となりました。
「橘丸」は東京湾の女王と呼ばれた客船で、その美しさから現在でも高い人気を誇ります。三菱重工神戸造船所の副所長であった南波松太郎が流線型の船体を設計、南波の下、建築家の本野精吾が手がけたモダンで優雅な室内外のデザインが見所となっています。
近代日本らしい時代の空気とともに、当時の客船の有様や船旅での行き届いたもてなしの空間を体感していただける展覧会です。

主催 INAXギャラリー

開催日 2011年04月29日 10:00~2011年04月29日 17:00
会場 INAXギャラリー大阪
会場住所 大阪市中央区久太郎町4-1-3 伊藤忠ビル1F 地図
地域 京阪神 / 大阪
アクセス 御堂筋線・中央線本町駅、14号出口、伊藤忠ビル1階
入場料 無料
営業時間 10:00~17:00
電話番号 06-6733-1790
イベントURL http://inax.lixil.co.jp/gallery/exhibition/detail/d_001750.html
大阪市中央区久太郎町4-1-3 伊藤忠ビル1F

まだこのイベントが書かれたブログはありません。

会員登録をしてコメントしよう!

同じカテゴリーのイベント

もうすぐ開催 2025年6月16日(月) 11:00

2025年6月21日(土) 15:00
東京 千代田区・中央区(銀座など)

NA-utsuwa-銀座グループ展

伝統と現代を結ぶアーティスト「松ミ」、“うつわ”の世界に挑む ―銀座「stage銀座」にて、...

開催中 2025年5月24日(土) 13:00

2025年6月29日(日) 17:00
東京 足立区・北区・荒川区・台東区(上野など)

「花と戯むる」第一部「Blue Ros...

「花と戯むる」と題し、第一部「Blue Rose」・第二部「Blue Butterfly」の二...

開催前 2025年7月8日(火) 10:00

2025年7月14日(月) 18:30
東京 東京市部(吉祥寺など)

パリコレッ!ギャラリーvol.36 大...

60歳を前にして絵画に本格的に取り組み始めた大沢氏。パステルやガッシュを用いて、風景画から抽象...

もうすぐ終了 2025年6月13日(金)

2025年6月17日(火)
東京 板橋区・練馬区・豊島区・中野区・杉並区(池袋・中野など)

廃墟写真展「痕と跡」

廃墟の姿を映した写真展

このイベントに行きたい人0人