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サックス奏者の顔ももつ画家・岩川真澄。魂を揺さぶる即興演奏のような個展

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BLOW

サックス奏者としての顔も持つ画家、岩川真澄。感情をキャンバスにぶつけたようなダイナミックな形象と鮮やかな色彩対比で描かれたアブストラクト・ペインティングに

心を閉ざしたような表情を浮かべる人物画、はたまたポップアート的手法で描かれる幻想的イメージ。まさに即興演奏のように、めくるめく世界観を展開しています。本展のために描き下ろした新作を中心に約20点を展示。



1985年広島県出身。10代の頃よりジャズを志し音楽活動に明け暮れていた岩川は、所属していたバンドで手がけたCDジャケットの絵が話題となり、飲食店などに飾る作品からビルの壁画まで描くようになります。色を組み合わせ、線を紡ぎ重ね合わせる表現に音楽とは違う刺激、解放感を感じ絵画にのめり込んでいきました。



絵画の世界で勝負したいと思い、2013年単身渡米。アメリカ・ニューヨークでアンディ・ウォーホルが所有し、ジャン=ミシェル・バスキアが住んでいた部屋をアトリエにし活動を開始。渡米してわずか一ヵ月ほどで個展を開催するに至ります。2017年からはドイツ・ベルリン、2019年に帰国。現在は茨城県を拠点に活動しています。



欧米での生活をしながらアジアも旅するなど岩川の創作は常に旅と深く繋がってきました。訪れた土地の人々、気候風土や動物といったあらゆるものとの心を開き合う体験が岩川の創作の源泉。特にドイツでは「辛く悲しい暴力の歴史」について現地の人から直接話を聞く機会もあり、広島出身である自身と重ね合わせ作品に大きな影響があったといいます。



「筆を走らせる、色をのせる時の血が騒ぐ感覚はSaxphoneを演奏することに通じるものがある。アーティストとしてのスタイルは音楽から得たものが大きい」と話すように、痺れるほどの波動の中で放たれる色、迷いのない旋律のように引かれる線は音楽を感じさせます。



「絵を描くことは冒険。向かうのはひとつの方向だけでなく、進んだり戻ったり、見回して揺れながら見つけたり失ったり。そんな冒険にワクワクしている」



近年は抽象表現に注力。「形を描こうというより、抽象、具象に囚われることなく目に見えないけれど存在している言葉になる手前のありのままのもの」を表現しようとします。2020年には出産を経験し、生命の神秘が自身の新たな息吹となっているという岩川真澄。サックスのブロウのように観る者の感性を揺さぶる作品を、ぜひご堪能ください。
※YUGEN Galleryは4月に移転。本展が現ギャラリー最後の展示となります。

開催日 2024年03月02日~2024年03月11日
会場 YUGEN Gallery
会場住所 東京都渋谷区渋谷2-12-19 東建インターナショナルビル3F 地図
地域 東京 / 渋谷区・新宿区(表参道・青山など)
入場料 無料
営業時間 13:00〜19:00
※最終日のみ17:00終了
※会期中無休
在廊日:3月2日(土)、3日(日)、4日(月)、8日(金)、9日(土)、10日(日)、11日(月)
14:00〜17:00
休館日:なし
イベントURL https://yugen-gallery.com/
東京都渋谷区渋谷2-12-19 東建インターナショナルビル3F

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