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展覧会名:ao
出展作家:梅原義幸、鈴木初音、高橋ヨシ、木下理子、プーカリン、髙橋美乃里
キュレーター:田坂和実
会期:2022年10月28日(金)〜2022年11月27日(日)
休場日:火曜日
開場時間:12:00~19:00(金・土は20:00まで)
入場料:無料
WEBサイト:http://www.akibatamabi21.com/exhibition/220820.htm

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アキバタマビ21 第101回展「ao」

【展覧会詳細】

展覧会名:ao
出展作家:梅原義幸、鈴木初音、高橋ヨシ、木下理子、プーカリン、髙橋美乃里
キュレーター:田坂和実
会期:2022年10月28日(金)〜2022年11月27日(日)
休場日:火曜日
開場時間:12:00~19:00(金・土は20:00まで)
入場料:無料
WEBサイト:http://www.akibatamabi21.com/exhibition/220820.htm


【展覧会概要】

青とはいったいどのような色彩なのでしょうか。青い空や青い海、若さを表す青春や、悲しみや憂鬱を歌うブルースなど、日常に潜む青は無数に存在しますが、私たちははたして青という色彩を同じように捉えているのでしょうか。

「青」に対する捉え方は、様々な地域で違った方向へと変化を遂げて来ました。歴史をひもとくと、青は古くから人類と深く関わりのある色であり、その認識の幅は広く、キリスト教圏では聖母マリアの純潔を象徴する色として、エジプトでは再生や復活の色として、沖縄に黄泉への境界とされる青い島(奥武島)があり、本州でも青山や青墓など、葬制の地とされる場所に「青」という地名が残されています。一方、ゲーテは「色彩論」の中で、分極性において黄と対置して青を闇(マイナス側)から来る色とし、青はエネルギーを持った色彩であると分析し「最高に純粋な状態では刺激する無である」と述べました。

では、現代に生きる我々は「青」をどのように捉え、何を見出しているのでしょうか。

「ao」と題した今回の展覧会では、同世代の若手作家それぞれが向き合う「青」という色彩についてひもといていきます。展覧会に向けて開かれた「青の研究会」と「青ノート」による分析では、視覚認識としての青にとどまらず、「ao」という音から想起されるイメージや、物質や形態としての青、記号や文化と結びついた青や、気配や空気に潜む青、キャラクターとしての青や、光の現象としての青、など、それぞれのイメージの中から多様な解釈を導き出すこととなります。

色彩は常に我々の目の前に目まぐるしい現象として現れるため、対象に固有のものだとつい考えてしまいますが、色彩はむしろ対象とそれを見るものの合作と言えるのではないでしょうか。それゆえ、色彩のもたらすイメージは我々を映し出しているとも言えるでしょう。同時代に生きる若手作家が見つめる「青」という色彩を表現した作品と向き合うなかで、私たちが「青」から受け取っている今という時代性について発見する契機となれば幸いです。

田坂和実|DUST BUNNY


【出展者略歴】

◯梅原義幸
1997年群馬県生まれ。2020年多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業。
「物」と「私」の関係性、存在をテーマに物と私の間、その接触点で創発される顔を描く。
主な展示に、「FACE」(GALLERY ROOM・A/東京)2022、「持って戻る」(ARTDYNE/東京)2022、「感動線トレイン ver. HAND!」(YAMANOTE LINE MUSEUM/東京)2022、等。

◯鈴木初音
1995年神奈川県生まれ。2022 年東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻油画研究領域壁画在籍。
植物を育てることを通して自然を観察し、そこから得られる素材を用いた絵の制作をしている。素材を自身の経験を物質として置き換えたものとして捉え、それらの素材から支持体(紙)や石灰モルタルを作成し、描く行為へと連環させることを試みている。
主な展示に、「個展 息をすると見える」(gallery美の舎/東京)2020、「佐藤国際文化育英財団第31回奨学生成果展」(佐藤美術館/東京)2022、等。

◯高橋ヨシ
1998年埼玉県生まれ。2020年多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業。
埼玉を拠点に活動、抽象表現やキャラクター表現の絵画を制作している。
主な展示に、「お泊まり会」(目黒rusu/東京)2021、「大地と風の丘」(新宿眼科画廊/東京)2022、「きみにあげる」(スペースくらげ/神奈川)2022、等。

◯木下理子
1994年東京都生まれ。2013年東京都立総合芸術高等学校美術科卒業。2017年武蔵野美術大学造形学部油絵学科油絵専攻卒業。2019年武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了。
サイアノタイプ(日光写真)の技法を用いたドローイング、身近な素材を使った立体、あるいはインスタレーションのような空間的な手法で、未知の世界や、捉えきれない対象を引き寄せるアプローチとしての作品群を制作している。
近年の個展に、「Human Humor」(児玉画廊/東京)2022、「You are what you perceive」(東塔堂/東京)2022、等。

◯プーカリン
1996年長野県生まれ。2022年東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻油画研究分野修了。
山や街の形態や運動性を元に絵や立体を制作している。
主な展示に、「千年のすみか/三時の光」(木曽ペインティングスvol.5/長野県木曽郡)2021、「ツーカスペース」(味噌川ダム防災資料館/長野県木祖村)2021、「FACE展2022」(SOMPO美術館/東京)2022、等。

◯髙橋美乃里
1994年神奈川県生まれ。2020年多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業。
「物の形が変わること」に興味があり、遺跡のように時間経過で物の形が変わることや、日常的に使っている物の利便性が失われた時の形を探して制作している。
主な展示に、「BankART AIR 2021 SPRING」(神奈川)2021、「1_WALL 24」(ガーディアン・ガーデン/東京)2021、「山に帆をはる 宙をつつむ」(NAZUKARI WARE HOUSE/千葉)2021、「長亭GALLERY展」(長亭Gallery/東京)2022、「もののの」(Curated by there for collective/東京)2022、等。

◯田坂和実(キュレーター)
1997年神奈川県生まれ。2020年多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業。
DUST BUNNYマネージャー。展覧会やアートプロジェクトの企画、ギャラリーでのキュレーションなどを主に行っている。
主な展示に、「アタミアートウィーク2018」(熱海市内)2018、「Gallery&BAR陳陳」(八王子/東京)2019、「ゾンビがいる絵展」(スペースくらげ/神奈川)2022、等。


【関連イベント】

◯トークショー
日時:11月27日(日)16:30~17:30
ゲスト:沢山遼(美術批評家)

開催日 2022年10月28日 12:00~2022年11月27日 19:00
会場 アキバタマビ21
会場住所 〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 201・202 地図
地域 東京 / 千代田区・中央区(銀座など)
アクセス 東京メトロ銀座線末広町駅4番出口より徒歩1分
東京メトロ千代田線湯島駅6番出口より徒歩3分
都営大江戸線上野御徒町駅A1番出口より徒歩6分
JR 御徒町駅南口より徒歩 7分
JR 秋葉原駅電気街口より徒歩8分
入場料 無料
営業時間 12:00~19:00(金・土は20:00まで)
電話番号 03-5812-4558
イベントURL http://www.akibatamabi21.com/exhibition/220820.htm
イベントtwitter https://twitter.com/akibatamabi21
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 201・202

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