ミーシャ・ラインカウフ『Encounter the Spatial ―空間への漂流』
2022年10月1日(土) ~2022年10月23日(日)
- カテゴリ
- インスタレーション
- タグ[編集]
- このページにタグをつけてみませんか?
見えない境界を探る
徒歩、潜伏、遊び
編集者 | |
---|---|
エントリー機能 | エントリー機能を使わない |
エントリー掲載の承認 | エントリーしたら自動的にエントリー一覧に掲載 |
アート掲載 | OFF |
アート掲載の承認 | 投稿したら自動的に出展作品一覧に掲載 |

イベントDATA
海底に積もる砂を巻き上げながら、前方を見据え、ゆっくりと歩くミーシャ・ラインカウフの後ろ姿。作家がとらえようとしているのは「国境」という不可視の線だ。ここは、イスラエルとヨルダン、エジプト、あるいはジブラルタル海峡のスペインの飛び地セウタとモロッコのあいだ。本作《Fiction of Non-Entry(入国禁止のフィクション)》は、越境困難な陸路ではなく人の手の及ばない海底で、その境界を実際に跨ごうと歩き続ける作家自身のドキュメンタリーでもある。
また、ラインカウフは東日本大震災直後の東京を起点に、ロシア、モンゴル、アテネ、ウィーン……と移動を繰り返し、各都市の安全性を担う巨大インフラ=地下水路や下水道、シェルターなどに潜ってきた。その暗闇から外の世界を見つめた作品《Endogenous Error Terms(内生的エラー)》も同じく展示される。
現代アートの文脈では、ブルックリン橋に掲げられていた星条旗を白旗に変え、その様子をマティアス・ヴェルムカとともに映像作品とした《Symbolic Threats》が有名だろう。本展では、都市や国家における物理的空間のはざま、大きなコントロールシステムの歪みで遊ぶ作家の、新たな探求をのぞき見ることができる。
開催日 | 2022年10月01日~2022年10月23日 |
---|---|
会場 | 京都芸術センター ギャラリー北・南 |
会場住所 | 〒604-8156 京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2 地図 |
地域 | 京阪神 / 京都 |
KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭さんが投稿したその他のイベント
このイベントに関連するブログ
まだこのイベントが書かれたブログはありません。
このイベントに対するみんなのコメント
会員登録をしてコメントしよう!
同じカテゴリーのイベント

~
2025年6月20日(金)
名古屋観光ホテル 花とデジタルアートイ...
初夏の薫風がもたらす涼やかさと、風にそよぐ藤の花のしなやかさをご体感ください。

~
2025年12月31日(水)
パペラ・君は友だち
紙一枚工作で展開するパペラが、「君は友だち」をテーマに友だちをどんどん増やしていこうと企画しま...

~
2025年5月25日(日)
Artist Cafe Fukuoka...
本展は、「アートと社会を繋ぎ、新たな想像力を育む拠点」という当施設の理念や存在意義を体現するも...

~
2025年10月13日(月)
Mountain Lights (マウ...
Mountain Lights(マウンテンライツ)は、夏季に「ニセコHANAZONOリゾート」...