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奈良に生きた写真家 永野太造の仏像写真をとおして、永野がとらえ続けてきた“大和路の仏”を辿ります。

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大和路の仏にであう-奈良に生きた写真家・永野太造と仏像写真-

帝塚山大学(奈良市)との共催による特集展示『大和路の仏にであう-奈良に生きた写真家・永野太造と仏像写真-』をおこないます。本展示は、同大学の平成29年度採択文部科学省私立大学研究ブランディング事業「帝塚山プラットフォームの構築による学際的奈良学研究の推進」の成果を発表するもので、奈良県の後援をいただいております。
永野太造(1922-90年)は、奈良文化財研究所の調査に同行するなどして、全国各地の仏像を含む多くの文化財を撮影し、功績を残した写真家です。終戦後、伯父から継いだ永野鹿鳴荘(奈良国立博物館敷地内の茶店兼売店)を拠点に、独学で写真技術を習得した永野は、調査研究のための写真を撮り続けました。
2015(平成27)年、帝塚山大学は永野が1950年頃から1970年代にかけて撮影した6,934枚のガラス乾板の寄贈を受けました。その後、同大学は平成29年度採択文部科学省私立大学研究ブランディング事業の一環として「永野太造氏撮影のガラス乾板を手がかりとした奈良仏像史の研究」を実施。このたびその研究成果から、高精細デジタル画像による仏像写真51点と、ガラス乾板など永野の関連資料を各フロアで展示します。
メインの地下展示エリアでは、奈良七大寺の仏像を中心に高精細デジタル画像で出力された永野作品を紹介。その一部は実際の仏像と同じ大きさで展示します。1階ギャラリーでは、近接撮影した仏像の迫力を伝える作品を出展。2階マルチルームでは、永野が撮影した仏像写真を大和路の地域ごとにまとめてご覧いただきます。
奈良に生きた写真家 永野太造の仏像写真をとおして、永野がとらえ続けてきた“大和路の仏”を辿ります。

■永野太造(ながのたぞう)プロフィール
1922(大正11)年、大阪市生まれ。第二次世界大戦後、伯父夫婦が奈良で営んでいた「永野鹿鳴荘」の経営を引き継ぐ。ここは奈良国立博物館敷地内の茶店兼売店であった。永野は長谷川傳次郎の仏像写真展に影響を受け、写真を独学。1952(昭和27)年、奈良文化財研究所美術工芸室の調査に参加し、文化財の撮影を担当するようになる。また、1957(昭和32)年、「世界観光ポスター展」で永野が撮影した「奈良大和路仏像ポスター」(東大寺月光菩薩像)が最優秀賞を受賞した。
1970年代『奈良六大寺大観』西大寺、『大和古寺大観』浄瑠璃寺や不退寺(ともに岩波書店)の写真を担当した。1990(平成2)年、68歳で死去。

開催日 2020年03月04日~2020年06月14日
会場 半蔵門ミュージアム
会場住所 東京都千代田区一番町25 地図
地域 東京 / 千代田区・中央区(銀座など)
入場料 無料
営業時間 10時~17時30分(最終入館は17時)

休館日:毎週月曜日・火曜日
※月曜日・火曜日が、祝日・振替休日にあたる場合も休館
 年末年始(12月29日~1月4日)。その他、臨時休館あり
イベントURL https://www.hanzomonmuseum.jp
東京都千代田区一番町25

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