企画展「フジタとイタクラ エコール・ド・パリの画家、藤田嗣治と板倉鼎・須美子」
2019年1月16日(水) ~2019年3月16日(土)
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藤田嗣治の作品7点と板倉夫妻の作品10点を関連資料とともに展示!
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イベントDATA
【画像キャプション:板倉須美子《午後 ベル・ホノルル》1927-1928年頃 油彩、カンヴァス 松戸市教育員会蔵】
千葉県松戸市の聖徳博物館で、聖徳大学が所蔵する藤田嗣治の作品7点と松戸市教育委員会などが所蔵する板倉鼎・須美子夫妻の作品10点を関連資料とともに展示する企画展が開催されます。
エコール・ド・パリを代表する画家、藤田嗣治(1886-1968)は、東京美術学校(現東京藝術大学)を卒業後、1913(大正2)年に渡仏しました。1920年代には乳白色の下地を用いた独自の技法で女性や猫を描いた作品が脚光を浴び、華々しい成功を収めました。
藤田より15歳年下の板倉鼎(1901-1929)は、東京美術学校西洋画科の後輩にあたります。鼎は松戸で育ち、妻の須美子(1908-1934)と共に、1926(大正15)年から1929(昭和4)年までパリに留学しました。寸暇を惜しんで研鑽を積んでいた板倉夫妻にとって、すでに画家として揺るぎない存在であった藤田は、指標とすべき存在でした。1929年4月、藤田を中心にパリの日本人画家たちが結集した「仏蘭西日本美術家協会」第1回展には板倉夫妻も参加しましたが、須美子が出品した独特な魅力のある作品を藤田が展覧会場で絶賛したことを、鼎が松戸の家族に宛てた書簡に記しています。
板倉夫妻のパリ留学は、1929年9月、鼎の急逝によって突然幕切れとなりましたが、近年、松戸市教育委員会と目黒区美術館が開催した回顧展により、20代の若さで世を去った夫妻の画業の再評価が進んでいます。
一方の藤田はパリを中心に国際的に活躍を続け、1955(昭和30)年にはフランス国籍を取得して、1968(昭和43)年、81年の生涯を閉じました。
2018(平成30)年、藤田の没後50年を記念して、東京都美術館と京都国立近代美術館で過去最大級の「藤田嗣治展」が開催されました。「藤田嗣治展」は「ジャポニスム2018」の公式企画として、2019(平成31)年1月から3月までパリ日本文化会館でも開催されます。この「フジタとイタクラ展」では、藤田嗣治と板倉鼎・須美子がパリで生み出した優れた芸術と彼らのつながりをお伝えするため、聖徳大学が所蔵する藤田嗣治の作品7点、松戸市教育委員会等が所蔵する板倉夫妻の作品10点を、パリの藤田嗣治展に会期を合わせて、関連資料とともに展観いたします。
| 開催日 | 2019年01月16日~2019年03月16日 |
|---|---|
| 会場 | 聖徳博物館(聖徳大学川並弘昭記念図書館8階) |
| 会場住所 | 松戸市岩瀬550 地図 |
| 地域 | 南関東 / 千葉 |
| 営業時間 | 午前9時から午後5時(初日のみ12時から) 休館日:日曜祝日、1月19日(土曜)、3月8日(金曜)、3月9日(土曜) その他、学事日程等により休館となることがあります。 |
| イベントURL | http://www.city.matsudo.chiba.jp/miryoku/kankoumiryokubunka/rekisi-bunka/dezitarubizyutu_top/event/7314020181214.html |
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