現代陶芸の地平を拓く~富本憲吉から八木一夫へ~
2011年1月22日(土) 10:00 ~2011年2月27日(日) 18:00
兵庫陶芸美術館では、当館が所蔵する富本憲吉から八木一夫、
そして現在活躍する作家も含めた、
日本の近現代の陶芸家50名の作品を101点展示します。
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イベントDATA
日本のやきものの歴史は、縄文時代から現代に至るまで1万年以上にわたって続いています。その長い歴史の中で、ヨーロッパからもたらされた芸術観によって、作り手に個人作家としての意識が芽生えたのは、今から約100年前のことです。
それまでの日本のやきものは、職人が分業体制により生産していましたが、この時期になると、富本憲吉(1886-1963)のように、土の成形から焼成までの行程を自身で行い、自らの考えに基づいた白磁、色絵磁器などのうつわを制作する個人陶芸家が登場しました。
戦後になると、八木一夫(1918-1979)のように、壺や皿などの実用的なうつわから離れた、用途を持たない造形を制作する作家が登場しました。また一方で、鉄釉や青磁釉を駆使した清水卯一(1926-2004)、複数の色土を重ね合わせて文様をあらわす練上の技法を極めた松井康成(1927-2003)らは、古いやきものを研究し、それをもとに創作を行いました。
本展では、当館が所蔵する富本憲吉から八木一夫、そして現在活躍する作家も含めた、日本の近現代の陶芸家50名の作品を101点展示します。陶芸家が試行錯誤を重ね、自己の技術や想いをうつし出した作品を紹介することで、土という同じ素材を扱いながらも、各々に異なる作品の多彩な魅力を探ります。
■ 主な出品作家
富本憲吉
バーナード・リーチ
八木一夫
河本五郎
熊倉順吉
荒木高子
藤平伸
山田光
清水卯一
松井康成
今井政之
加守田章二
三浦小平二
森野泰明
柳原睦夫
中村錦平
鯉江良二
金子潤
深見陶治
板橋廣美
隠崎隆一
三輪和彦
重松あゆみ
三原研
市野雅彦
十四代今泉今右衛門
ほか
主催:兵庫陶芸美術館 神戸新聞社
開催日 | 2011年01月22日 10:00~2011年02月27日 18:00 |
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会場 | 兵庫陶芸美術館 |
会場住所 | 兵庫県篠山市今田町上立杭4 地図 |
地域 | 京阪神 / 兵庫 |
アクセス | 福知山線「相野」駅下車(大阪駅から約50分) 駅前より神姫グリーンバス「兵庫陶芸美術館」または「清水」行き乗車約15分「兵庫陶芸美術館」下車(バス料金 片道290円です) ※相野駅前よりタクシーの便もあります |
入場料 | 一 般:600円(500円) 大学生:500円(400円) 高校生:300円(200円) ●( )内は、前売および20名以上の団体割引料金です。 ● 中学生以下は無料になります。 ● 65歳以上の方は一般料金の半額になります。 ● 障害のある方およびその介護者は一般料金の半額になります。 ● 17時以降に観覧される場合は夜間割引料金になります。 (一般300円、大学生250円、高校生150円) |
営業時間 | 10時-18時 (入館はいずれも閉館時間の30分前まで) ・休館日 毎週月曜日 |
イベントURL | http://www.mcart.jp/22/exhibition/gendai/gendai.htm |
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