皇妃エリザベートも愛した名陶 ヘレンド展
2016年4月16日(土) ~2016年6月19日(日)
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<ふくやま美術館>
ブダペスト国立工芸美術館やハンガリー国立博物館などからの陶磁器約200点で構成、開窯から今日に至るまでのヘレンド芸術を概観します。
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イベントDATA
今からおよそ190年前、ハンガリーの小さな村、ヘレンドでドイツのマイセンやフランスのセーヴルと並ぶヨーロッパの高級陶磁器が誕生しようとしていました。ヘレンドの工房は、19世紀半ばに経営を引き継いだモール・フィシェルにより飛躍的な発展をとげます。彼は、ヨーロッパ名窯のあらゆる様式を研究し、完璧な職人技による質の高い陶磁器生産をめざしました。ヘレンドはバロックやロココの荘厳さと華やかさを踏襲しながらも、東洋的な様式を巧みに取り入れた陶磁器として知られるようになります。
このヘレンドが一躍有名になったのは、イギリスのヴィクトリア女王からディナーセットの注文を受けた1851年のロンドン万国博覧会の時でした。牡丹と蝶が中国風に施されたデザインは「ヴィクトリア」シリーズとよばれ、現在も受け継がれています。以後、世界的なブランドとしての地位を築きはじめたヘレンドは、宮廷で使われる食器類を手がけ、オーストリア=ハンガリー帝国のフランツ・ヨーゼフ皇帝一族のための「フランツ・ヨーゼフ」シリーズ、イギリスのウェールズ公の贈り物となった「ウェールズ」シリーズを誕生させました。また皇帝が皇妃エリザベートのために注文した中国風の食器類「ゲデレー」シリーズは、皇妃の愛用品の一つとなりました。こうしてヘレンドはその芸術性の高さからヨーロッパの多くの貴族に愛用され、名実共にハンガリー芸術を代表する存在となったのです。
本展は、ブダペスト国立工芸美術館やハンガリー国立博物館などからの陶磁器約200点で構成、開窯から今日に至るまでのヘレンド芸術を概観します。
開催日 | 2016年04月16日~2016年06月19日 |
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会場 | ふくやま美術館 |
会場住所 | 広島県福山市西町二丁目4番3号 地図 |
地域 | 中国 / 広島 |
アクセス | JR福山駅北口より西へ約400m |
入場料 | 一般 1,000円(800円) 高校生以下無料 ※( ) 内は前売りまたは20名以上の団体料金 |
営業時間 | 午前9時30分から午後5時 ※ただし6月10日(金曜日)、11日(土曜日)、17日(金曜日)、18日(土曜日)は午後7時まで開館 休館日 月曜日 ※ただし5月2日(月曜日)は開館 |
イベントURL | http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/site/fukuyama-museum/ |
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