ディン・Q・レ展:明日への記憶
2016年3月19日(土) ~2016年5月15日(日)
- カテゴリ
- 個展・グループ展・展示会
- タグ[編集]
- このページにタグをつけてみませんか?
<広島市現代美術館>
ディン・Q・レの創作活動を通して、これまで記録された歴史の陰で語られることのなかった個人の記憶に耳を傾け、私たちひとりひとりのこれからについて考えます。
編集者 | |
---|---|
エントリー機能 | エントリー機能を使わない |
エントリー掲載の承認 | エントリーしたら自動的にエントリー一覧に掲載 |
アート掲載 | OFF |
アート掲載の承認 | 投稿したら自動的に出展作品一覧に掲載 |

イベントDATA
カンボジアとの国境に近いベトナムのハーティエンに生まれたディン・Q・レ(1968年-)は、クメール・ルージュ(ポル・ポト派)の侵攻を逃れるため、10歳の時、家族とともにアメリカに渡りました。大学で写真とメディア・アートを学んだ後、ベトナムの伝統的なゴザの編み方から着想を得た「フォト・ウィービング」シリーズを発表し、一躍注目を集めます。ハリウッド映画のイメージやベトナム戦争の報道写真などを裁断し、異なるイメージを幾層にも編み上げたこれらの作品は、幼い頃にベトナムを離れ、アメリカ文化の影響を受けて育った自らのアイデンティティの問題に根ざしたものでした。さらに国際的な評価を高めた作品《農民とヘリコプター》(2006年)では、自作のヘリコプターの開発に挑戦するベトナム人男性を中心に、ヘリコプターへの思いを語る人々のインタビューと、ハリウッド映画や報道フィルムから集めたベトナム戦争の映像を組み合わせ、ベトナム人と戦争との複雑な関係を描き出しました。現在はホーチミンを拠点に、綿密なリサーチとインタビューに基づいた映像インスタレーションを通して、人々が実体験として語る記憶に光をあてながら、戦争や移民の問題を独自の視点で扱った作品を制作しています。
ベトナム戦争終結から40年、そして日本にとっては戦後70年を経た今、見えない力によって世界が再び戦争への道を進むことのないように、戦争がもたらした様々な問題についてもう一度深く考えることが求められています。本展では、ディン・Q・レの創作活動を通して、これまで記録された歴史の陰で語られることのなかった個人の記憶に耳を傾け、私たちひとりひとりのこれからについて考えます。
開催日 | 2016年03月19日~2016年05月15日 |
---|---|
会場 | 広島市現代美術館 |
会場住所 | 広島市南区比治山公園1-1 地図 |
地域 | 中国 / 広島 |
アクセス | ◎広島駅から 路面電車5番「広島港」行き→「比治山下」下車、約500m バス (1)「旭町」行き 広島バス(26-1番系統) A-3番のりば (2)「県病院」行き 広島バス(31番系統) B-7番のりば (3)「大学病院」行き 広電バス(5番系統) A-4番のりば → 「段原中央」下車、動く歩道「比治山スカイウォーク」経由約700m |
入場料 | 一般1,030(820)円 大学生720(620)円、 高校生・65歳以上510(410)円 中学生以下無料 ※( )内は前売りおよび30名以上の団体料金 ※5月5日(木・祝)は高校生以下無料 |
営業時間 | 10:00〜17:00 ※入場は閉館の30分前まで 休館日 月曜日 ※ただし3月21日(月・祝)は開館。3月22日(火)は休館 |
イベントURL | http://www.hiroshima-moca.jp/ |
ShareArt 展覧会・イベント情報さんが投稿したその他のイベント
このイベントに関連するブログ
まだこのイベントが書かれたブログはありません。
このイベントに対するみんなのコメント
会員登録をしてコメントしよう!
同じカテゴリーのイベント

~
2025年9月14日(日)
八崎ここ個展 「棲みつくけものたち」
日々ネットでさまざまな世界と繋がるたびに、自分の無知や無力さを感じます。 遠くを見つめるほど...

~
2025年9月21日(日) 16:00
猫展
本展は、1995年から1999年に生まれた作家たちによるグループ展です。 本展に参加する作家...

~
2025年10月18日(土)
The Artcomplex Cent...
アートのある生活は敷居が高いと感じられています。 アートの役割は、みんなの日常生活に潤いや優...