芹沢銈介のいろは―金子量重コレクション
2016年3月5日(土) ~2016年5月8日(日)
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<東京国立近代美術館 工芸館>
金子量重氏が芹沢との深い信頼関係が築き上げた貴重なコレクション
―屏風やのれん、型染本、カレンダー、装幀からスケッチ、下絵、本の割り付けイメージまで多種多彩な芹沢作品を核に構成。
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イベントDATA
芹沢銈介(1895-1984)は日本を代表する染色家であり、その評価は国内にとどまらず、生前、大成功を収めたパリ展をはじめ、アメリカ、イギリス、ロシアなどでも個展が開催されています。1956年、重要無形文化財保持者(人間国宝)の認定にあたって「型絵染」という概念を引き出した作風は、堅固な型と確かな構図に特徴があり、華やかな色、楽しい配色、晴れやかでありながら底に深さと静けさを見る…実はこれらは芹沢が紅型について語った言葉でしたが、ここに描述された様相はそのまま芹沢の作品に重なるようです。おそらくそれは染色の道を選ばせ、生涯憧れ続けた世界観を、芹沢が自らの仕事のなかで追求し、実証していったからではないでしょうか。
本展は2015年に金子量重氏からご寄贈いただいた芹沢作品167件430点を核として構成いたします。アジア民族造形研究の先達である金子氏の選択眼、そして芹沢との深い信頼関係が築き上げたこの貴重なコレクションは、屏風やのれん、型染本、カレンダー、装幀からスケッチ、下絵、本の割り付けイメージまで多種多彩です。
それらをじっくり味わっていただくために、本展覧会ではキーワードを3つご用意しました。「模様」「もの」「旅」――いずれも芹沢の主要なテーマです。しかし形式だけでなく、技法、年代、作域のいずれについても幅広い内容は、異なるイメージを結びつけたり、反対に寸断し、更新させたりするかもしれません。ちょうど「文字文」への取組みにおいて芹沢が文字の機能を解体し、新たな相を見せながらその本質へと向かったように、今回の展示をご覧になった皆さんが、芹沢のさまざまな側面と出合い、文脈を結びながら、それぞれの芹沢銈介像を描かれることを期待しています。
開催日 | 2016年03月05日~2016年05月08日 |
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会場 | 東京国立近代美術館 工芸館 |
会場住所 | 東京都千代田区北の丸公園1-1 地図 |
地域 | 東京 / 足立区・北区・荒川区・台東区(上野など) |
アクセス | 東京メトロ東西線竹橋駅 1b出口より徒歩8分 東京メトロ半蔵門線,東西線,都営新宿線九段下駅 2番出口より徒歩12分 |
入場料 | 一 般 550(350)円 大学生 350(150)円 高校生以下および18歳未満、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料。 ※( )内は20名以上の団体料金およびキャンパスメンバーズ特典料金。いずれも消費税込。 ※入館の際に学生証、運転免許証等の年齢のわかるもの、障害者手帳をご提示ください。 |
営業時間 | 10:00 - 17:00 ※入館時間は閉館30分前まで 休館日 月曜日(3月21日、28日、4月4日、5月2日は開館)、3月22日(火) |
イベントURL | http://www.momat.go.jp/cg/ |
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