舟越桂 私の中のスフィンクス
2016年2月9日(火) ~2016年4月10日(日)
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<三重県立美術館>
「スフィンクス」シリーズを核に、それ以前からの異形の流れを追い、最新作も加えて、舟越が追究してきた造形の核心とその魅力に迫ります。
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イベントDATA
舟越桂(1951年盛岡市生まれ)は、今日の日本を代表する具象彫刻家であり、その彫刻は内外で高い評価を獲得してきました。 その、大理石の玉眼を使った木彫半身像は、繊細な表情を捉え、静謐で瞑想的な雰囲気を湛えています。それは、なによりもまず、ボディ全体を表現の根幹とする西洋的な規範から距離を置く独自の彫刻の構築でありました。このような肖像性に傑出した舟越の彫刻ですが、一方で、1990年代の半ば頃から、ヤヌスや双頭、山をダブル・イメージさせる体など、異形の姿が頻繁に現れます。舟越は、そこに豊かな意味を包含し、表現の拡充を図りつつ、顔と半身の関係性、全体の統一性といった造形的な課題に取り組んできたのです。 さらに、2003年から本格化する裸体像によって、顔に焦点の当たる従来の表現と、ボディを表現の核とする西洋的な規範の両方を統合する方向に進みはじめた舟越が、その試みを集約的に行ったのが、翌年からの「スフィンクス」シリーズです。同シリーズ以降、その異形性についても統合と関係しながらより大きく展開され、より豊かな世界を開示しつつあります。まさに舟越の円熟を示すものといえるでしょう。 本展覧会では、以上の流れを踏まえた上で、「スフィンクス」シリーズをひとつの核とし、それ以前からの異形の流れを追い、さらに、最新作も加えて、舟越が追究してきた造形の核心とその魅力に迫ります。
開催日 | 2016年02月09日~2016年04月10日 |
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会場 | 三重県立美術館 |
会場住所 | 三重県津市大谷町11番地 地図 |
地域 | 東海 / 三重 |
アクセス | 津駅(JR線・近鉄)西口より徒歩10分 または 津駅西口より三重交通バス循環津駅西口(むつみが丘・つつじが丘経由)行き、総合文化センター行き2分、「美術館前」下車徒歩1分 |
入場料 | 一般 1,100円(900円) 学生 900円(700円) 高校生以下無料 ( )内は前売り、20名以上の団体料金 「フリオ・ゴンサレス展」とのセット券(当日券のみ) 一般1,500円 学生1,300円 |
営業時間 | 9:30-17:00(入館は16:30まで) 休館日 毎週月曜日 (ただし、3月21日は開館)、3月22日(火) |
イベントURL | http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/art-museum/ |
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