没後100年 宮川香山 虫明焼と明治の陶芸展
2016年3月18日(金) ~2016年5月8日(日)
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<岡山県立美術館>
虫明焼の発展に寄与、日本の近代窯業界の寵児として海外で高い評価を受けた香山を同時代の作品群とともに紹介
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イベントDATA
宮川香山(本名:虎之助1842-1916)は九代茶碗屋長兵衛[初代楽長造(らくちょうぞう)]の四男として京都真葛原に生まれました。父の跡を継いだ虎之助は、一時、岡山で虫明焼の指導にもあたっており、今日、虫明焼が全国区で知られるようになったのは香山の功績と言えるでしょう。その後、香山は、薩摩の御用商人梅田半之助らの求めに応じ、明治3年横浜へ移住、翌年横浜太田村字富士山下に眞葛窯を開窯し、職人たちとともに輸出用陶磁器を製造しました。香山はフィラデルフィア万博、内国勧業博覧会等、国内外の博覧会に出品し輝かしい成績を収め、その名は世界にとどろきました。明治初年、一斉を風靡した薩摩焼風の錦手(にしきで)を制作することから始まり、技巧を凝らした細密で彫刻的な手法を用いた高浮彫(たかうきぼり)作品、さらに明治20年代以降は、ヨーロッパの趣向の変化に応じ、釉下彩磁(ゆうかさいじ)や結晶釉など釉薬の研究を進め、新機軸の作品を次々に発表しました。明治29年には帝室技芸員に選ばれ、明治を代表する陶芸家として活躍しました。
本展は、没後100年を記念して、虫明焼の発展に寄与した香山を顕彰するとともに、日本の近代窯業界の寵児として海外で高い評価を受けた香山を同時代の作品群とともに紹介します。草創期から現代までの虫明焼作品、薩摩焼に影響を受けた明治期の各地の焼物、重要文化財2点を含む高浮彫作品から釉薬物まで多彩で魅力溢れる香山の作品など、合わせて約250点の作品を一堂に展覧します。
開催日 | 2016年03月18日~2016年05月08日 |
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会場 | 岡山県立美術館 |
会場住所 | 岡山県岡山市北区天神町8-48 地図 |
地域 | 中国 / 岡山 |
アクセス | JR岡山駅から徒歩15分 路面電車:東山行「城下」下車徒歩3分 |
入場料 | 前売り券 700円 ※一般のみ/販売は3月17日(木曜日)まで】 当日券 一般:1000円、65歳以上: 800円、大学生:500円、 高校生以下無料* *学生証やシルバーカード等、年齢が確認できる証明書をご提示ください。 *20名以上の団体は2割引き |
営業時間 | 9時から17時 *ただし3月25日、4月22日は19時まで開館(いずれも入館は閉館30分前まで) 休館日 月曜日(月曜が祝日の場合は翌日) *GW期間中は休まず開館 |
イベントURL | http://www.pref.okayama.jp/seikatsu/kenbi/index.html |
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