サイモン・フジワラ　ホワイトデー

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カテゴリ: 個展・グループ展・展示会

＜東京オペラシティアートギャラリー＞
歴史上の出来事や自身・家族に実際に起こったことの中に架空の物語を挿入したインスタレーションで、国際的な評価が高まるアーティスト、サイモン・フジワラの初の大規模個展。

編集者	ShareArt　展覧会・イベント情報
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国際美術展でも引く手あまたのアーティスト、サイモン・フジワラ。
母国である日本の美術館での初の大規模個展ついに開催
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ベルリン在住のアーティスト、サイモン・フジワラ。2010年には現代美術の優れた若手アーティストに贈られるカルティエ・アワードを受賞、2012年にはイギリスのテート・セントアイヴスで大規模個展が行われるなど、国際的に高い評価を得ています。日本人の父とイギリス人の母を持つフジワラにとって、本展は母国での展覧会であり、日本の美術館における待望の初個展です。4歳まで日本で暮らし、母の故郷イギリスをはじめ世界各地で幼少期を過ごしたフジワラは、その国際的なバックグラウンドからあたりまえと思われていることを検証する目を養い、それを鮮やかな手法で作品へと展開させます。

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フジワラの作品は、まるで武家屋敷の奥の間を目指して襖を一枚一枚開けていくような多層構造。
踏み込めば踏み込むほど面白くなる。だから魅了される人が続出です。
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フジワラの作品は、絵画や立体、ヴィデオ、ときには他人の制作物まで、さまざまな要素を組み合わせてひとつの場面をつくります。まるで舞台空間を思わせるようなフジワラのインスタレーションは、実際の社会的なものごとや自分自身と家族の歴史を題材にしており、そのなかにはフィクションが挿入されることもあります。この「真実を知るための嘘」は、私たちが普段なんの疑問もなく受け入れている事実や慣習の背後に、さまざまな理由、経緯、ときには思惑が隠れていることをあらわにします。情報化、多様化が進む現在、異なる価値観との出合いはかつてないほど急速に、そして頻繁に訪れます。自分の常識が隣の人と同じとは限らない時代だからこそ、フジワラの視点とユーモアは大切です。

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誰も予想しなかった出来事や反応、制作過程で起こる奇跡のような偶然。
フジワラの展覧会は、驚くほど複雑な要素とたくさんの物語が映される、ひとつの鏡なのかもしれません。
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本展は東京オペラシティアートギャラリーの展示室全体を工場として構成し、生産ラインでは作品の一部が会期中に生産されていきます。現代を生きる私たちにとって「豊かさとは何か」を考えるきっかけとなる本展は、人間の複雑な美しさやアートの力をあらためて感じさせてくれる機会ともなるでしょう。あなたのその「あたりまえ」の本質を確かめに、そしてその先に見える世界を探しに、ぜひお出かけください。

【ホワイトデーのカップル割】
展覧会タイトルの「ホワイトデー」にちなんで、3月12日［土］、13日［日］、14日［月］の3日間にカップルでご来場の方はおひとり分入場無料。

開催日	2016年01月16日～2016年03月27日
会場	東京オペラシティアートギャラリー
会場住所	東京都新宿区西新宿3-20-2 地図
地域	東京 / 渋谷区・新宿区（表参道・青山など）
アクセス	京王新線（都営地下鉄新宿線乗り入れ）初台駅東口下車　徒歩5分以内（東京オペラシティビルに直結しています。）
入場料	一般 1,200円（1,000円）大学・高校生 800円（600円）中学生以下無料 ※同時開催「収蔵品展 054 寺田コレクションの陶」「project N 63 金子拓」の入場料を含みます。 ※（　）内は15名以上の団体料金 ※障害者手帳をお持ちの方および付添1名は無料。 ※Arts友の会会員は無料。 ※ICCとの相互割引（団体料金）あり。
営業時間	11:00 ─ 19:00 （金・土は11:00 ─ 20:00／いずれも最終入場は閉館30分前まで）休館日月曜日（祝日の場合は翌火曜日、3月14日は開館）、2月14日［日］（全館休館日）
イベントURL	http://www.operacity.jp/ag/exh184/