原田直次郎展-西洋画は益々奨励すべし
2016年2月11日(木) ~2016年3月27日(日)
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<埼玉県立近代美術館>
森鷗外が1909年に開催した遺作展以来、およそ100年ぶりの回顧展。
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イベントDATA
原田直次郎[1863(文久3)-1899(明治32)]は、江戸に生まれ、子どもの頃からフランス語を学ぶなど、西洋文化に触れて育ちました。やがて西洋絵画を学ぶため、高橋由一に師事し、1884(明治17)年にドイツのミュンヘンに留学します。
ミュンヘンでは美術アカデミーで研鑽を積み、画家のガブリエル・フォン・マックスにも師事しました。また、ドイツで出会った森鷗外と生涯にわたる友情を結び、鷗外の小説「うたかたの記」のモデルにもなっています。
1887(明治20)年に帰国すると、日本では伝統的な美術を保護し、西洋絵画を排斥する動きが高まっていました。原田は「西洋画は益々奨励すべし」と奮闘し、東京・本郷の自宅に画塾「鍾美館」を開いて指導するとともに、展覧会への出品を通して、西洋絵画の普及に努めます。わずか36歳で夭折したため、画家としての活動期間は短いものでしたが、ミュンヘンで描いた《靴屋の親爺》の圧倒的な描写力は、原田が西洋絵画の本質にいかに迫りえたのかを物語っています。
この展覧会では、原田直次郎の初期から晩年にいたる作品や資料とともに、師弟関係や親交のあった画家の作品も交えて、その軌跡をたどります。原田直次郎の回顧展としては、森鷗外が1909(明治42)年に開催した遺作展以来、およそ100年ぶりとなります。
※会期中に一部展示替えあり
*掲載画像について
原田直次郎
《靴屋の親爺》
1886年
重要文化財
東京藝術大学所蔵
開催日 | 2016年02月11日~2016年03月27日 |
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会場 | 埼玉県立近代美術館 |
会場住所 | 埼玉県さいたま市浦和区常盤9-30-1 地図 |
地域 | 南関東 / 埼玉 |
アクセス | 京浜東北線 北浦和駅西口から徒歩3分 (北浦和公園内) |
入場料 | 一 般 1100円(880円) 大高生 880円(710円) ※( )内は団体20名以上の料金。 ※中学生以下、障害者手帳をご提示の方(付き添いの方1名を含む)は無料。 |
営業時間 | 10:00 ~ 17:30(入場は17:00まで) 休館日 月曜日(3月21日は開館) |
イベントURL | http://www.pref.spec.ed.jp/momas/?page_id=327 |
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