ピカソ、天才の秘密
2016年1月3日(日) ~2016年3月21日(月)
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<愛知県美術館>
「青の時代」と「バラ色の時代」に焦点を当てる、世界的に貴重な「キュビスム以前のピカソ」を中心に紹介する個展。
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イベントDATA
パブロ・ピカソ(1881-1973)は、超人的な創造力で数多くの作品を生み出し、「天才」の呼び名をほしいままにした芸術家です。この展覧会は、「青の時代」と「バラ色の時代」に焦点を当てながら、彼の少年時代からキュビスムとその後までの前半生を紹介します。
ピカソは1881年、スペイン南部の町マラガに生まれ、幼い頃からスケッチを行っていたと言われています。美術教師だった父のもとで美術修行を始め、めきめきと腕を上げたピカソは驚異的な早熟の才を発揮していきます。
世紀の替わった1901年からは「青の時代」(1901-04)と呼ばれる時期を迎え、貧しい人や身体の不自由な人など、当時、社会的に疎外された情況に置かれていた人々を、独特の青い色調によるメランコリックな雰囲気で描き出していきました。その中で彼は、人間という存在そのものを深く見つめていったのです。「バラ色の時代」(1904-06)には、ピカソの主調色は青からピンクに移るとともに、線描の質は青の時代の単純さと力強さに代わって、繊細さや優美さが顕著になってきます。
その後ピカソは20世紀最大の造形革命となるキュビスムを創始し、絵画芸術の新しい可能性を開いていきました。キュビスムは同時代や後続の芸術家たちに多大な影響を及ぼしていった一方で、ピカソ自身はその後も自在にスタイルを変え続け、91歳で亡くなるまでにおびただしい数の作品を生み出しました。不世出の天才・ピカソ―本展では、その彼の天才たる所以(ゆえん)を、キュビスム誕生以前の作品を中心に探ります。
本展は、日本国内のみならず、世界各地の美術館や個人の方々の協力を得て開催されるものです。「青の時代」や「バラ色の時代」、そしてキュビスムの創始から一世紀が過ぎた今、これらの時代のピカソの作品を見つめ直す、極めて意義深い機会となるでしょう。
*期間中、一部作品の展示替えを行います。
前期 1月3日(日)~2月14日(日)
後期 2月16日(火)~3月21日(月・振休)
開催日 | 2016年01月03日~2016年03月21日 |
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会場 | 愛知県美術館 |
会場住所 | 名古屋市東区東桜1-13-2 地図 |
地域 | 東海 / 愛知 |
アクセス | 地下鉄東山線・名城線「栄」駅/名鉄瀬戸線「栄町」駅下車、 オアシス21連絡通路利用徒歩3分 |
入場料 | 一般 1,500(1,300)円 高校・大学生 1,200(1,000)円 中学生以下 無料 ※( )内は前売および20名以上の団体料金です。 前売ペアチケット 2,500円 [一般のみ・2015年11月30日(月)までの期間限定販売] |
営業時間 | 10:00-18:00 金曜日は20:00まで (入館は閉館30分前まで) 休館日 毎週月曜日[ただし1月11日(月・祝)、3月21日(月・振休)は開館]、1月12日(火) 1月4日(月)は特別開館 |
イベントURL | http://www.chunichi.co.jp/event/picasso2016/ |
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