絵の住処-作品が暮らす11の部屋-
2015年5月26日(火) ~2016年1月11日(月)
- カテゴリ
- 個展・グループ展・展示会
- タグ[編集]
- このページにタグをつけてみませんか?
<DIC川村記念美術館>
パナマレンコの大型作品を本邦初公開。201展示室を一室に戻し、作家のスタジオを思わせる大空間に、フランク・ステラ作品13点を一斉展示。
編集者 | |
---|---|
エントリー機能 | エントリー機能を使わない |
エントリー掲載の承認 | エントリーしたら自動的にエントリー一覧に掲載 |
アート掲載 | OFF |
アート掲載の承認 | 投稿したら自動的に出展作品一覧に掲載 |

イベントDATA
DIC川村記念美術館の展示室には、雰囲気の異なる11の部屋があります。所蔵作品にあわせ、大きさや意匠を変え設計したためです。
印象派をはじめとするヨーロッパ近代絵画の部屋は天井がアーチ型で床はカーペット敷き、居間のような親しみと雰囲気のある空間を意識してつくられました。一番小さな展示室には17世紀オランダを代表する巨匠レンブラント・ファン・レインが描いた肖像画をひとつだけ。白い壁がすっきりとしたモダンな空間には20世紀初頭の抽象絵画を配し、シュルレアリスムやダダなどの作品には床と壁面をグレーで統一した内向的な部屋を設えています。
グループで見せる部屋のみならず、一人のアーティストに捧げられた展示空間では、より作品に合わせた設計がなされています。フランク・ステラの大型作品群には、大きな壁面と広い床面積が特徴の自然光が入る板張りの大空間が用意され、さながら作家の制作スタジオで初期から近年までの作品を一気に体験するかのようです。また当館のコレクションを代表するマーク・ロスコの連作「シーグラム壁画」(7点)の部屋は、各壁面に作品を一枚ずつ展示できるよう変形七角形に設計されており、壁のコーナーをアール状にすることで、赤い作品群が壁のように空間を包む効果が企図されています。
こうしたオーダーメイドの展示空間は、作品の魅力を十分に引き出し、見る人と作品を緩やかに結び合わせる最適な場となっています。本展では各展示室を巡りながら、あらためて作品と空間のしなやかな関係に注目します。
会期中は、作品や建物にまつわるギャラリー・トークや講演会をシリーズで開催します。普段疑問に思っている美術館の不思議な謎が解けるかもしれません。
開催日 | 2015年05月26日~2016年01月11日 |
---|---|
会場 | DIC川村記念美術館 |
会場住所 | 千葉県佐倉市坂戸631番地 地図 |
地域 | 南関東 / 千葉 |
アクセス | JR「佐倉駅」下車 南口のDIC川村記念美術館バス停より無料送迎バス<約20分> 京成本線「京成佐倉駅」下車 南口「シロタカメラ」前より無料送迎バス<約30分> 東京駅八重洲北口から徒歩5分、京成高速バス3番のりばから 「マイタウン・ダイレクトバス佐倉ICルート」に乗車<約60分> |
入場料 | 一 般 1,000円(900円) 学生・65歳 800円(700円) 小中高 600円(500円) ※()内は20名以上の団体料金 |
営業時間 | 午前9時30分-午後5時 (入館は午後4時30分まで) 休館日 月曜 (ただし7/20, 9/21, 10/12, 11/23, 1/11は開館)、7/21(火), 9/24(木), 10/13(火), 11/24(火), 12/23(水)-1/1(金) |
イベントURL | http://kawamura-museum.dic.co.jp/ |
ShareArt 展覧会・イベント情報さんが投稿したその他のイベント
このイベントに関連するブログ
まだこのイベントが書かれたブログはありません。
このイベントに対するみんなのコメント
会員登録をしてコメントしよう!
同じカテゴリーのイベント

~
2025年9月14日(日)
八崎ここ個展 「棲みつくけものたち」
日々ネットでさまざまな世界と繋がるたびに、自分の無知や無力さを感じます。 遠くを見つめるほど...

~
2025年9月21日(日) 20:00
写真展 raison d'e...
普段はモノクロのストリートスナップしか撮らない作者の実験的個展。16展の作品は、全てLEICA...

~
2025年10月5日(日) 15:00
[7/31参加〆切]「 第1回 はじま...
2025年秋「第1回はじまりのアート」の開催にあたり、作品の出展者を募集します。是非あなたの作...

~
2025年9月28日(日) 17:00
アジア圏の留学生作家と日本人作家の交流...
NEOPHYT=何らかの活動における新しい参加者。 活動の一つの柱として、「作家交流展」の開...