生誕150年記念 竹内栖鳳展
2015年2月7日(土) ~2015年3月29日(日)
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<姫路市立美術館>
栖鳳の生誕150年を記念して、113年ぶりの公開となる油彩作品をはじめ、名品、初公開作品を展示し、栖鳳の多様な表現の世界を見ていきます。
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イベントDATA
姫路市立美術館の日本画の所蔵作家と言えば、上村松園、橋本関雪、小野竹喬、池田遙邨、村上華岳、濱田観などの名が挙がりますが、実は彼らは皆京都で竹内栖鳳(たけうちせいほう)に学んだという共通点があります。他にも錚々たる門下生を輩出し、東京画壇と双璧の京都画壇を担ったのは、作家としても教育者としても抜きん出た存在であった竹内栖鳳でした。
栖鳳は1864年(元治元)京都に生まれました。時代に即した新しい絵画を模索していた明治初期、若き栖鳳は円山四条派をはじめ、数多くの伝統的な流派の画技を習得します。彼の変幻自在な表現は、時に「鵺(ぬえ)」と揶揄すらされました。
急速に変わりゆく新しい時代に即応した日本絵画を追求する栖鳳は、西洋の美術表現に触れるために1900年(明治33)に渡欧します。そして「恋しい人に逢ったよう」とまで憧れたヨーロッパの芸術に大きな感化を受けます。帰国後、それでもあくまでも従来描いていたような絵画を作りたいと考えた栖鳳は、日本画の改良には実物に戻った研究、光線の研究が必要との結論に達します。こうして栖鳳は西洋の美意識を導入した近代的な日本画の創出に取り組んでいきます。
帰国後に雅号を「棲鳳」から「栖鳳」、つまり西洋の「西」という文字を使うに至った栖鳳の意欲の結実した作品が、《スエズ景色》や《羅馬之図(ろーまのず)》です。幼少からの絶え間ない修練に裏打ちされた圧倒的な筆技を下地とし、新たな表現技法を貪欲に吸収した栖鳳は、伝統と革新の双方を体現した画家といえます。
本展では、栖鳳の生誕150年を記念して、113年ぶりの公開となる油彩作品をはじめ、名品、初公開作品を展示し、栖鳳の多様な表現の世界を見ていくことにいたします。栖鳳が過去より継承したものは何であったのか、そして未来へつなげていったものは何であるのかを、あらためて探ります。
※展示替えあり
前期:2月7日(土)~3月1日(日)
後期:3月3日(火)~29日(日)
開催日 | 2015年02月07日~2015年03月29日 |
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会場 | 姫路市立美術館 |
会場住所 | 兵庫県姫路市本町68-25 地図 |
地域 | 京阪神 / 兵庫 |
アクセス | 姫路駅から徒歩約20分。 神姫バス3,4,61,62,64,81番乗車約6分、「姫山公園南、医療センター、美術館前」停留所(旧姫山公園、国立病院、美術館前)下車すぐ。 ※美術館には駐車場がありませんので近隣の駐車場(有料)をご利用ください。 |
入場料 | 一般 1100(900)円 大学・高校生 600(400)円 中学・小学生 200(100)円 ※( )内は前売、20人以上の団体料金 |
営業時間 | 午前10時~午後5時(入場は午後4時30分まで) 休館日 月曜日 |
イベントURL | http://www.city.himeji.lg.jp/art/ |
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