ガブリエル・オロスコ展―内なる複数のサイクル
2015年1月24日(土) ~2015年5月10日(日)
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<東京都現代美術館>
これまで日本で本格的に紹介される機会がなかったオロスコの国内美術館での待望の初個展。真ん中に池がある奇妙なピンポンテーブル(卓球台)で、実際に遊ぶことが出来ます。
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イベントDATA
ガブリエル・オロスコ(1962-メキシコ生)は、1990年代前半から現在まで国際的に活躍している現代美術を代表するアーティストの一人です。
オロスコは、路上に打ち捨てられた物や何気ない風景の中から魅力的なかたちを発見したり、それらにほんの少し介入してかたちを変えたりして作品に転換します。日本庭園で石や砂を水の流れに見立てるのにも似た事物の新たな読み替えは、見る者にそれを読み解く楽しさを与えます。地域性や政治性を排除したユニバーサルな彫刻や、さりげないスナップショットのような写真は、90年代の現代美術を語る上で欠かせないものであり、現在活躍する日本の若手アーティストにも大きな影響を与えています。
人工物でも自然物でもこの世の事物はすべて、これまで移動したりかたちを変えたりしてきた内なる時間を有しています。事物と事物とが時に交わり、また離れるといったことを繰り返し、宇宙の中で万物が流転し循環するその様をオロスコは捉えます。
オロスコは2009年から2011年にかけ、ニューヨーク近代美術館を皮切りにテート・モダンほか世界の主要美術館で大規模な個展を開催するなど、現在も変わらぬ評価を得ています。一方で、これまでアジア圏ではあまり展示の機会はなく、今回は待望の日本での初個展となります。本展では、自動車を分割して貼り合わせた代表作《La DS》や最新のカンヴァス作品など、オロスコの魅力を伝える過去から現在までを紹介します。異なる年代と場所で生まれた作品がここ東京で出会い、新たな循環が始まります。
*掲載画像について
ガブリエル・オロスコ
《ピン=ポンド・テーブル》
1998年
変形卓球台、卓球ラケット、ボール、水槽、ポンプフィルター、蓮
H76.7×W424.5×D424.5cm
金沢21世紀美術館蔵
開催日 | 2015年01月24日~2015年05月10日 |
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会場 | 東京都現代美術館 |
会場住所 | 東京都江東区三好4-1-1 地図 |
地域 | 東京 / 墨田区・葛飾区・江東区・江戸川区(お台場など) |
アクセス | 東京メトロ半蔵門線・清澄白河駅B2番出口より徒歩9分 都営地下鉄大江戸線・清澄白河駅A3番出口より徒歩13分 |
入場料 | 一般 1,100円 大学生・65歳以上 800円 中高生 600円 小学生以下 無料 *20名以上の団体は2割引き *身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその付添者(2名まで)は無料。 |
営業時間 | 10:00-18:00(入場は17:30まで) 休館日 月曜日(2015年5月4日は開館)、5月7日 |
イベントURL | http://www.mot-art-museum.jp/ |
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