挑戦する日本画:1950~70年代の画家たち
2014年7月5日(土) ~2014年8月24日(日)
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<名古屋市美術館>
本展では、戦後一九五〇年代から一九七〇年代において、新しい日本画の創造に「挑戦する日本画」の代表作を集成して、日本画がいかにして「現代化」されたのかを再検討するものです。
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イベントDATA
「日本画」は、幕末にヨーロッパから移入された油彩画すなわち「西洋画」に対して、日本古来の伝統を継承する絵画の総称として、明治期に誕生しました。これ以降、日本の近代化が進むなかで、狩野派、琳派に代表される江戸美術を基礎にしながら、ヨーロッパの近代美術の影響を受けて、「近代の日本画」は形成されていきました。
しかし、第二次世界大戦後、激動する日本社会の現実に対応できない「近代の日本画」に対する批判として「日本画滅亡論」が登場しました。この逆風のなかで、意欲的な日本画家たちは時代状況を踏まえながら、古今東西の美術を学ぶことで、「日本画」の革新に取り組みました。新しい時代の新しい「日本画」への多彩な挑戦が行なわれ、「現代の日本画」が創造されていったのです。
本展では、戦後一九五〇年代から一九七〇年代において、新しい日本画の創造に「挑戦する日本画」の代表作を集成して、日本画がいかにして「現代化」されたのかを再検討するものです。日展(堂本印象、福田平八郎、徳岡神泉、東山魁夷、杉山寧、髙山辰雄など)、院展(岩橋英遠、片岡球子、平山郁夫など)、青龍社(川端龍子、横山操など)の代表作家をはじめ、戦後に誕生した革新的なグループである創造美術から創画会(福田豊四郎、広田多津、加山又造など)、前衛的なパンリアル美術協会(三上誠、星野眞吾など)やケラ美術協会(岩田重義など)、そして从会(中村正義など)や現代美術の作家(桑山忠明、李禹煥)まで、総計50作家の作品77点を紹介します(一部展示替えがあります)。
21世紀を迎えた日本において、空前の江戸美術ブームを背景に、若い画家たちの「現在の日本画」に対する関心も高まっているなか、「現代の日本画」の面白さを再発見することのできる絶好の機会になりますので、ご期待ください。
開催日 | 2014年07月05日~2014年08月24日 |
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会場 | 名古屋市美術館 |
会場住所 | 愛知県名古屋市中区栄二丁目17番25号 地図 |
地域 | 東海 / 愛知 |
アクセス | 地下鉄東山線・鶴舞線「伏見」下車、5番出口から南へ徒歩8分 地下鉄鶴舞線「大須観音」下車、2番出口から北へ徒歩7分 地下鉄名城線「矢場町」下車、4番出口から西へ徒歩10分 |
入場料 | 一 般 1,200円(1,000円) 高大生 700円(500円) 小中生 無料 ※( )内は20名以上の団体料金 |
営業時間 | 午前9時30分~午後5時 金曜日は午後8時まで(入場は閉館の30分前まで) 休館日 毎週月曜日 (7月21日は開館、7月22日は休館) |
イベントURL | http://www.art-museum.city.nagoya.jp/index.shtml |
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