水の音 ―広重から千住博まで―
2014年7月19日(土) ~2014年9月15日(月)
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<山種美術館>
画面から感じられる「水の音」に焦点を当て、川、海、滝、雨の主題に沿って厳選した山種美術館の所蔵品を通して、近世から現代までの画家たちの試みを振り返ります。
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イベントDATA
海に囲まれ、山河の自然に恵まれた日本において水は身近な存在であり、美術の世界でも古くから様々な姿で表現されてきました。その形態を多様に変化させる水は、決まった形を持たないからこそ、常に画家のインスピレーションを刺激するものであったといえるでしょう。形のない対象をいかにして描くかという課題は、多くの画家が挑戦した重要なテーマでした。
本展では、画面から感じられる「水の音」に焦点を当て、川、海、滝、雨の主題に沿って厳選した当館所蔵品を通して、近世から現代までの画家たちの試みを振り返ります。22年ぶりに六曲二双の全てを一挙公開する橋本関雪の大作《生々流転》をはじめ、突然の夕立に急ぐ人々の姿を臨場感豊かに描いた歌川広重の浮世絵、躍動する水の描写を試みた横山大観、川端龍子、奥村土牛らの近代・現代日本画、そして、激しい水飛沫をあげて勢いよく流れ落ちる迫力に満ちた滝を描いた千住博の「滝」シリーズ。これらの作品は、水の視覚的な造形美を伝えるとともに、雨や波、落下する水の音を想い起こさせ、私たちの聴覚にも訴えかけてきます。
地球の温暖化とともに気温が上昇し、毎年猛暑が続く昨今、私たちの日々の生活に欠かせない水への関心は特に高まっています。江戸時代から現代に至るまでの絵画を通して、日本の人々が水に向けてきた眼差しや想いを感じていただく機会となれば幸いです。
※会期中、一部展示替えあり
*掲載画像について
千住博
《松風荘襖絵習作》
2006(平成18)年
紙本・彩色
山種美術館
開催日 | 2014年07月19日~2014年09月15日 |
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会場 | 山種美術館 |
会場住所 | 東京都渋谷区広尾3-12-36 地図 |
地域 | 東京 / 渋谷区・新宿区(表参道・青山など) |
アクセス | JR・東京メトロ日比谷線 恵比寿駅西口より徒歩約10分 恵比寿駅西口より都バス(学06 番 日赤医療センター前行)広尾高校前下車、徒歩1分 渋谷駅東口ターミナルより都バス(学03 番日赤医療センター前行)東4丁目下車、徒歩2分 |
入場料 | 一般 1000円(800円) 大高生 800円(700)円 中学生以下 無料 ※( )内は20名以上の団体料金および前売料金。 ※障がい者手帳、被爆者手帳をご提示の方、およびその介助者(1名)は無料。 リピーター割引/ゆかた割引 団体割引料金となります 。条件など詳細は公式サイトをご覧ください。 |
営業時間 | 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで) 休館日 月曜日(但し、7/21, 9/15は開館、7/22は休館) |
イベントURL | http://www.yamatane-museum.jp/ |
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