ジャック・カロ―リアリズムと奇想の劇場/(同時開催)非日常からの呼び声 平野啓一郎が選ぶ西洋美術の名品
2014年4月8日(火) ~2014年6月15日(日)
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- 絵画・版画
- 個展・グループ展・展示会
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<国立西洋美術館>
初期から晩年に至るカロの作品を、年代と主題というふたつの切り口から紹介。平野啓一郎氏をゲストキュレーターに迎えた企画展を同時開催。
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イベントDATA
ジャック・カロ(1592-1635)は、17世紀初頭のロレーヌ地方が生んだ、優れた技量と豊かな創造性を兼ね備えた版画家です。若い頃に滞在したイタリアでは、メディチ家の宮廷附き版画家に抜擢され、1621年の帰郷後も、ロレーヌの宮廷や貴族たち、聖職者たちのためのみならず、周辺諸国の貴顕たちの注文にも応えて制作を行うなど、華やかなキャリアを築きました。
わずか40数年の生涯に残した作品の数は1400点以上にのぼります。当時の喧騒が今にも聞こえてきそうな祝祭や市の様子、即興喜劇(コメディア・デラルテ)の役者たちや道化たちを描いたもの、対抗宗教改革の潮流を映した作品群、社会を暗い影で包んだ戦争に取材したもの、イタリアや1630年頃に滞在したパリ、故郷ロレーヌの風景・・・、多彩な主題を扱った画面の中では、現実に向けられた鋭いまなざしと、想像力に富んだ着想が交錯する、独特の世界が作り上げられています。また、カロは試行錯誤を重ね、腐食銅版画(エッチング)の技法に新境地を開いたことでも知られます。この新しい技法から生み出された、ときに明暗を鮮やかに対比し、ときに柔らかな空間の広がりを詩情豊かに描き出す線の表現の美しさは、見るほどに深い驚きをもたらします。
本展覧会では、国立西洋美術館のコレクションに基づいて、初期から晩年に至るカロの作品を、年代と主題というふたつの切り口からご紹介します。カロの活動の軌跡をたどりつつ、リアリズムと奇想が共演するその版画世界をご覧いただきます。さらに、作品を通して、当時の芸術的潮流や社会の諸相に対するカロの姿勢を探っていくことも、この展覧会の狙いです。
※同時開催『非日常からの呼び声 平野啓一郎が選ぶ西洋美術の名品』
字間や余白を工夫するなど、小説の視覚的な要素に関する視覚的な実験も行っている作家 平野啓一郎氏をゲストキュレーターに迎え、彼の芸術観を主に国立西洋美術館所蔵の美術作品によって展覧。
*掲載画像について
ジャック・カロ
《アルノ川の祝祭(扇)》
1619年
エッチング、エングレーヴィング
国立西洋美術館
| 開催日 | 2014年04月08日~2014年06月15日 |
|---|---|
| 会場 | 国立西洋美術館 |
| 会場住所 | 東京都台東区上野公園7-7 地図 |
| 地域 | 東京 / 足立区・北区・荒川区・台東区(上野など) |
| アクセス | ・JR上野駅下車(公園口)徒歩1分 ・京成電鉄京成上野駅下車徒歩7分 ・東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅下車徒歩8分 ※駐車場はございませんので、お車でのご来館はご遠慮ください。 |
| 入場料 | 当日:一般600円、大学生300円 団体:一般400円、大学生150円 ※団体料金は20名以上。 ※高校生以下および18歳未満の方は無料(入館の際に学生証または年齢の確認できるものをご提示ください。) ※心身に障害のある方および付添者1名は無料(入館の際に障害者手帳をご提示ください)。 |
| 営業時間 | 午前9時30分~午後5時30分 毎週金曜日:午前9時30分~午後8時 ※入館は閉館の30分前まで 休館日 月曜日(ただし、5月5日は開館)、5月7日(水) |
| 電話番号 | ハローダイヤル:03-5777-8600 |
| イベントURL | http://www.nmwa.go.jp/ |
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