コレクション♪リコレクション VOL. 2 色彩のラプソディー
2013年7月27日(土) ~2013年12月15日(日)
- カテゴリ
- 絵画・版画
- 個展・グループ展・展示会
- タグ[編集]
- このページにタグをつけてみませんか?
<DIC川村記念美術館>
収蔵品をご紹介する「コレクション♪リコレクション」の第2弾。『フランク・ステラ・ルーム』、『エーリヒ・ブラウアー ≪ソロモンの箴言より≫』、『絵画の時間』、の3つの企画展を同時開催。
編集者 | |
---|---|
エントリー機能 | エントリー機能を使わない |
エントリー掲載の承認 | エントリーしたら自動的にエントリー一覧に掲載 |
アート掲載 | OFF |
アート掲載の承認 | 投稿したら自動的に出展作品一覧に掲載 |

イベントDATA
1 フランク・ステラ・ルーム
大型作品16点一挙公開-アメリカの巨匠フランク・ステラの見た夢
当館を代表するアメリカの現代作家、フランク・ステラの大型作品16点をご紹介します。フランク・ステラ(1936-)はプリンストン大学で美術史を学ぶ傍ら、ウィリアム・サイツなどから絵画を学び、本格的に画家を志します。当初はロスコやゴッドリーブなどの抽象表現主義の影響を受けながら制作を続けるとともに、ニューヨーク市内の美術館や画廊に頻繁に足を運び自己の絵画スタイルを模索していました。この頃、レオ・キャステリ画廊で初めてジャスパー・ジョーンズの《旗》と《標的》を見て新たな方向性を直観したステラはそれまでのスタイルを捨て、新たに最小限の色彩と幾何学的構成からなる連作、<ブラック・シリーズ>を制作し、ニューヨーク近代美術館の学芸員ドロシー・ミラーによる企画展「Sixteen Americans」に23歳の若さで出品しアメリカの美術界に衝撃を与えました。
この後、ステラは「絵画として意図されたオブジェ」の可能性に着目し、変形のキャンバス「支持体」を独自に考案し、幾何学的構成による色彩豊かな絵画を展開します。 さらに、画面上の「図」と「地」の関係を完全に分離させた金属製の大型レリーフへとそのスタイルを大胆に進展させ、名実ともに現代を代表する美術館として多くの美術館に作品が収蔵され、たくさんの展覧会が各国で開催されてきました。77歳を迎えた現在も、建築的要素を取り込んだ新たな作品を制作しています。
世界的にも有数な当館のステラ・コレクションの特徴は、初期の<ブラック・シリーズ>を代表する《トムリンソン・コート・パーク(第2ヴァージョン)》(1959)から、独立した立体作品ともいえる《セコイア》(1991)までの約35年間にわたる制作の流れを一望に展観できるところにあるといえるでしょう。
2 エーリヒ・ブラウアー ≪ソロモンの箴言より≫
ウィーンの魔術師、エーリヒ・ブラウアーの描く幻想の光景
エーリヒ・ブラウアー(1929年-)はウィーン幻想派を代表する画家のひとりとして知られています。《ソロモンの箴言より》(1970-71年)は、旧約聖書の「箴言」から抜粋したテクストをもとに制作された12枚の連作版画です。人間の愚かな行いを戒め、人生の知恵を授けるものとして伝えられてきた「箴言」の言葉を、ブラウアーは現実と夢想の交錯する不思議な光景に描き出しました。本展では、当館初公開となる《ソロモンの箴言より》12点および聖書に関連した3点の作品をご紹介します。
3 絵画の時間
絵画に秘められた線をめぐる旅
初めて眼にする絵画に、眼差しを向け軽やかに鑑賞する。ウィットに富んだ絵との対話は、美術の知識がないと出来ないのでしょうか。何かを知っていれば会話がスムーズに成り立つことは確かですが、会話そのものを楽しむために必ずしも必要というわけではありません。コレクションによる企画展「絵画の時間」は、約40点の作品を「線」という要素に注目し、絵画を楽しむひとつの手がかりとして企画されました。難解にみえた作品のユーモラスな表情、つまらないと思われた作品のユニークな部分、見慣れた作品の新たな一面、それらを発見する悦びは、作品を見る私たちの意識と視線をほんの尐し変えることで可能となります。あなたの絵画の時間が、いま始まります。
開催日 | 2013年07月27日~2013年12月15日 |
---|---|
会場 | DIC川村記念美術館 |
会場住所 | 千葉県佐倉市坂戸631番地 地図 |
地域 | 南関東 / 千葉 |
アクセス | JR「佐倉駅」下車 南口のDIC川村記念美術館バス停より無料送迎バス<約20分> 京成本線「京成佐倉駅」下車 南口「シロタカメラ」前より無料送迎バス<約30分> 東京駅八重洲北口から徒歩5分、京成高速バス3番のりばから 「マイタウン・ダイレクトバス佐倉ICルート」に乗車<約60分> |
入場料 | 一般 900円(800円) 学生・65歳以上 700円(600円) 小中学生・高校生 500円(400円) ※( )内は20名以上の団体料金 |
営業時間 | 9:30-17:00(入館は16:30まで) 休館日 月曜 (ただし9/16、9/23、10/14、11/4は開館)、9/17、9/24、10/15、11/5 |
イベントURL | http://kawamura-museum.dic.co.jp/ |
イベントX(旧twitter) | kawamura_dic |
ShareArt 展覧会・イベント情報さんが投稿したその他のイベント
2025/10/31 ~ 2025/12/24
このイベントに関連するブログ
まだこのイベントが書かれたブログはありません。
このイベントに対するみんなのコメント
会員登録をしてコメントしよう!
同じカテゴリーのイベント

~
2025年10月13日(月) 17:00
企画展『やっぱり、顔。』
京都主要部を中心に、イラストレーション・グラフィクデザインをはじめとした企画展を定期開催してい...

~
2025年10月5日(日)
いぬまたま個展 「思い出のプレパラート」
記憶を観察して空想の絵を描いている。 人生で2回目の個展、透明水彩絵の具に和紙や箔を併用...

~
2025年9月14日(日)
八崎ここ個展 「棲みつくけものたち」
日々ネットでさまざまな世界と繋がるたびに、自分の無知や無力さを感じます。 遠くを見つめるほど...

~
2025年10月19日(日) 17:00
柚璃波個展 木の音色に導かれて
木を焦がして描く「ウッドバーニング」という手法で、かわいいものたちや、想い焦がれるキモチを焦が...