夭折の画家 小野元衞 1919-1947展
2012年9月22日(土) ~2012年12月24日(月)
- カテゴリ
- 絵画・版画
- 個展・グループ展・展示会
- タグ[編集]
- このページにタグをつけてみませんか?
<神奈川県立近代美術館 鎌倉別館>
本展は、小野元衞の油彩、水彩、素描など約130点と合わせて、彼を精神的に支え、また支えられてきた母・豊、そして妹で染織作家の志村ふくみの世界を紹介しようというものです。
| 編集者 | |
|---|---|
| エントリー機能 | エントリー機能を使わない |
| エントリー掲載の承認 | エントリーしたら自動的にエントリー一覧に掲載 |
| アート掲載 | OFF |
| アート掲載の承認 | 投稿したら自動的に出展作品一覧に掲載 |
イベントDATA
1919年、大阪で生まれた小野元衞は、1926年に昭和学園に入園し、 寺子屋式の特殊な環境で教育を受け、幼い頃から絵を描くことが好きでした。 18歳の時、陶芸家の富本憲吉に相談して京都市立第二工業学校陶磁器科に進み、卒業後は陶器試験所に入所しますが、絵画への思いは断ちがたく、1940年に東京御茶ノ水の文化学院美術部に入学しました。
生来、身体が弱く、つねに病と闘い続ける日々を送った元衞が「童顔如来」と名付けた仏像をはじめて描いたのは、中学を出たばかりの頃でした。 そこには、穏やかな家族との日々と母の深い信仰心に裏打ちされた清らかな世界がありました。 しかし、その後、戦争の時代に入ると文化学院は閉鎖され、その頃、家族を襲ったいくつかの不幸は、彼に「童顔如来」を描くことを拒ませて、主題は近江や京都、東京の教会や仏塔などの建築物、あるいは人形になりました。 そうした心身ともに疲弊しながらも絵筆を取り続けましたが、1947年、28歳という若さでこの世を去りました。 生前、まとまったかたちで作品を発表する機会のなかった小野元衞の絵画は、これまで美術史のなかで語られることはほとんどありませんでした。 本展によって、戦中戦後という時代のなかで人間の魂の深淵を知った画家の温かくも透徹した視線が浮かび上がってくるにちがいありません。
本展は、小野元衞の油彩、水彩、素描など約130点と合わせて、彼を精神的に支え、また支えられてきた母・豊、そして妹で染織作家の志村ふくみの世界を紹介しようというものです。
| 開催日 | 2012年09月22日~2012年12月24日 |
|---|---|
| 会場 | 神奈川県立近代美術館 鎌倉別館 |
| 会場住所 | 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-8-1 地図 |
| 地域 | 南関東 / 神奈川 |
| アクセス | JR横須賀線「鎌倉駅」下車、徒歩約15分(鎌倉館より徒歩5分) |
| 入場料 | 一般 250円(団体150円) 20歳未満と学生 150円(団体100円) 65歳以上と高校生 100円 ※団体料金は20名様以上から適用されます。 ※鎌倉館の観覧券で当日に限り、無料でご観覧いただけます。 ※中学生以下の方、障害者の方は無料です。 ※11 月17 日(土曜)「神奈川県立近代美術館 開館記念の日」この日は神奈川県立近代美術館で開催中のすべての展覧会を無料でご観覧いただけます。 |
| 営業時間 | 午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで) 休館日 月曜日(ただし10月8日、12月24日は開館) |
| イベントURL | http://www.moma.pref.kanagawa.jp/ |
ShareArt 展覧会・イベント情報さんが投稿したその他のイベント
このイベントに関連するブログ
まだこのイベントが書かれたブログはありません。
このイベントに対するみんなのコメント
会員登録をしてコメントしよう!
同じカテゴリーのイベント
~
2025年11月30日(日) 16:00
長谷川友美 個展 【ここは誰かの夢の中】
この度、幻想美術作家『長谷川友美(はせがわともみ)』の個展を開催します。長谷川は、柔らかなタッ...
~
2026年2月1日(日) 14:00
[8/31募集〆切] 第7回Wool ...
羊毛フェルト作品が公共ギャラリーの大きな展示室に並ぶ展覧会はめずらしく、ご好評いただき7回目の...
~
2025年12月7日(日) 17:00
「Fuwari Fuwari」アベリョ...
自分へのご褒美に。大切な人へのプレゼントに。 様々なWAKUWAKUする作品が詰まった展示です。
~
2025年11月23日(日) 19:00
生熊奈央 作品展 ~遭遇~
頭の中で夢想する時、予想外の姿をした何かに遭遇する時があります。 忘れないように紙や陶に描き...



