『向井潤吉 語らいの時間』
2012年8月7日(火) ~2012年12月2日(日)
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<世田谷美術館分館 向井潤吉アトリエ館>
各地の風土にいだかれた民家の姿に向き合い、皆様がそれぞれに向井潤吉が現場で感じとった感慨に想いを巡らせ、ひとつひとつの作品と語らいの時間を楽しんでいただければと思います。
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イベントDATA
終戦後、画家たちはそれぞれに自らの道を模索し、向井潤吉(1901‐1995)は「日本の民家」をモティーフに選び、独自の道を踏み出し、拓いてきました。
若き日に渡仏し、ルーヴル美術館での古典名画の摸写を通じて、西洋美術の真髄を学び、さらにパリの美術学校で毎晩のようにクロッキーの紙数を重ねた経験は、向井作品の写実表現の充実を深めました。
「家のみに力点をおくと、何か設計図みたいな窮屈さと味気ない説明になりやすいので、むしろ家を大切にしながらも、その家を取り囲む風土風景を主とするようになってきた」と、向井は「民家に美を求めて」というエッセイに記しています。
民家のある風景へのこだわりから、人物描写は非常に少なくなっていきますが、点景としてさりげなく描かれた人物や、物干しにかかる洗濯物などが、人びとの生活や息づかいを強く感じさせてくれます。こうした向井の画家としての妙味ある構成力は、画面に自然の雄大さと奥行きをもたらし、さらに作品全体を引き締める役割を果たしているようです。そしてそこには、向井自身が風景と語り合った時間が寄り添っているように思えます。
各地の風土にいだかれた民家の姿に向き合い、皆様がそれぞれに向井潤吉が現場で感じとった感慨に想いを巡らせ、ひとつひとつの作品と語らいの時間を楽しんでいただければと思います。
開催日 | 2012年08月07日~2012年12月02日 |
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会場 | 世田谷美術館分館 向井潤吉アトリエ館 |
会場住所 | 東京都世田谷区弦巻2-5-1 地図 |
地域 | 東京 / 世田谷区・目黒区・品川区・大田区(下北沢・自由が丘など) |
アクセス | 東急田園都市線 「駒沢大学」駅西口 下車/徒歩10分 東急世田谷線 「松陰神社前」駅 下車/徒歩17分 |
入場料 | 一般200円(160円)、大高生150円(120円)、 中小生100円(80円)、65歳以上及び障害者の方100円(80円) ※( )内は20名以上の団体料金。 ※中小生は土・日・祝休日は無料。 ※ 障害者で大学生以下、および障害者の介護者(当該障害者の方1名に付き、1名に限る)は無料。 |
営業時間 | 午前10時から午後6時(入館は5時30分まで) 休館日 月曜日(ただし祝日の場合は開館、10/8,12/24は休館) |
イベントURL | http://www.mukaijunkichi-annex.jp/main_j/index.htm |
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