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<サントリー美術館>
室町時代から江戸時代初期にかけて作られ、幅広い読者層に愛読された短編小説<お伽草子>。本展では、絵巻の優品によってお伽草子の新たな魅力に迫ります。

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お伽草子 この国は物語にあふれている

室町時代から江戸時代初期にかけて作られ、幅広い読者層に愛読された短編小説〈お伽草子〉は、題材の面白さや奇抜さを持ち味に、多彩な物語世界を繰り広げています。現存400種を超える作品の中には、一寸法師・浦島太郎・酒呑童子など、今でもよく知られる物語が多く含まれています。お伽草子は絵巻や絵本などでも親しまれ、その素朴でユーモラスな絵もまた魅力の一つとなっています。

 お伽草子が流行した室町時代は、度重なる戦乱によって政治史的にも文化史的にも変革を遂げた時期でした。時代は新しい物語を求め、平安時代からの貴族の恋愛物語などに加えて、それまでの物語世界では脇役であった、僧侶や庶民を主人公にすえた多種多彩な物語を生み出しました。
 また、主人公の多様化は、物語の作者や享受者、画風の変化とも深く関係しています。お伽草子ならびにお伽草子絵は、社会の変革の投影、すなわち、文化の創造を担う新たな階層の台頭を伝える一現象ととらえることができます。

 本展では、絵巻を中心とした優品の数々によって、お伽草子ならびにお伽草子絵の魅力をご紹介します。お伽草子の物語世界、そして描き出された当時の人々の息吹や内包された世相、中世の人々の豊かな想像力を心ゆくまでお楽しみください。

※展示替えあり

*掲載画像について
酒伝童子絵巻(下巻 部分)
狩野元信筆
三巻
大永2年(1522)
サントリー美術館蔵
Shuten-dōji emaki (The Tale of the Drunken Ogre)
Kanō Motonobu
Set of three handscrolls
1522
Suntory Museum of Art
※画像の無断転載禁止

開催日 2012年09月19日~2012年11月04日
会場 サントリー美術館 東京ミッドタウン ガレリア3階
会場住所 東京都港区赤坂9-7-4 地図
地域 東京 / 港区・文京区(六本木など)
アクセス 10~11時は、ガレリア入口からご入館ください。

都営地下鉄大江戸線 六本木駅出口8より直結
東京メトロ日比谷線 六本木駅より地下通路にて直結
東京メトロ千代田線 乃木坂駅出口3より徒歩約3分
入場料 一般 当日 1,300円
大学・高校生 当日 1,000円
※中学生以下無料

前売り券など詳細はイベントURLよりご確認ください。
営業時間 10時~18時 ※金・土、および10月7日(日)は20時まで開館
※いずれも入館は閉館の30分前まで

休館日
毎週火曜日
イベントURL http://suntory.jp/SMA/
東京都港区赤坂9-7-4

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