幻視-大島哲以の世界
2012年3月5日(月) ~2012年4月7日(土)
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頭が薔薇や狼になった肖像を描いた画家・大島哲以の回顧展 ※好評につき、会期を4/7(土)まで延長します!
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イベントDATA
頭が薔薇や狼、鳥などになった肖像を代表的なモチーフとして描いた幻想絵画の巨匠・大島哲以。大島の作品は、奇妙で独特な雰囲気を持ち、一見風変わりにも見えます。しかし、擬人化された植物や動物の姿には、彼が抱えていた生命に対する深い思いが込められています。
「彼の苦悩は、救い難い人間として、自分の意志にかかわらずこの世に生を受けてしまったということに対する怒りと嘆きと恨みであろう。しかも、その人間のそうした宿命的性悪の現在もふくめた存在を呪いつつも彼が深い哀しみと共に愛せずにはいられなくなってしまったことだろう」
(瀬戸内寂聴/大島哲以作品集『失われた風景』より)
画家として、人間の生命という普遍的なテーマと対峙し、それを追及した大島。作品に凝縮された苦悩、怒り、悲しみ、嘆きは、見る者に訴えかけ、忘れられない強烈な印象を残します。
「ただ大切なもの、此の宿命を負った人間が生きている事に深く感動することが出来るひとに、私は、今後も語りかけて行きたいと思っている」
(大島哲以/大島哲以作品集『失われた風景』より)
没後13年経った現在も、大島の作品は人間の生命や生きることについて語りかけ、世代を超えて人を惹きつけています。
本展では、日本画、アクリル混合作品のほか、銅版画や希少な資料など約30点をご紹介。大島が挿絵を担当した創作童話『タランの白鳥』(神沢利子著/産経児童出版文化賞大賞受賞作)の原画も展示いたします。
開催日 | 2012年03月05日~2012年04月07日 |
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会場 | 不忍画廊 |
会場住所 | 東京都中央区八重洲1-5-3 不二ビル1階 地図 |
地域 | 東京 / 千代田区・中央区(銀座など) |
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