鹿島茂コレクション2 バルビエ×ラブルール -アール・デコ、色彩と線描のイラストレーション
2012年4月8日(日) ~2012年6月3日(日)
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<練馬区立美術館>
アール・デコ期を中心に活躍した共にフランス、ナント出身の2 人の画家―ジョルジュ・バルビエ(Georges Barbier,1882-1932)とジャン=エミール・ラブルール(Jean-Emile Laboureur,1877-1943)―を紹介します。 
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鹿島茂氏は、その執筆活動のみならず膨大な古書コレクションを所有するコレクターとしても知られています。練馬区立美術館では、昨年よりその愛蔵コレクションを連続して紹介する展覧会を開催、第1 回目は19 世紀フランスを代表する挿絵画家J.J.グランヴィル(J.J.Grandville,1803-1847)を取り上げました。第2 回にあたる本展では、アール・デコ期を中心に活躍した共にフランス、ナント出身の2 人の画家―ジョルジュ・バルビエ(Georges Barbier,1882-1932)とジャン=エミール・ラブルール(Jean-Emile Laboureur,1877-1943)―を紹介します。
バルビエは、当時の代表的なモード雑誌の挿絵や多くの豪華挿絵本のみならず、映画や舞台の衣装デザインまでも手掛け、その活躍は挿絵画家の領域を飛び越えたものでした。最新のモードを纏った生き生きとした女性たちが印象的な「ガゼット・デュ・ボン・トン―芸術、モード、および流行」(1912-25)、バレエ・リュス(ロシア・バレエ)のパリ公演から受けた衝撃そのままに制作された「ヴァーツラフ・ニジンスキーのダンスを描いたジョルジュ・バルビエのデッサン」(1913)やギリシア趣味が結集した最高傑作とも言える「ビリチスの歌」(1922)など、しなやかな肢体表現と大胆な構図と躍動感、そして美しい色彩、バルビエの作品世界は現在もなお多くのファンを惹きつけています。
ラブルールは、バルビエのような色彩豊かな画面とは異なり、シャープな線描によって構成された多くの版画作品を制作しました。当初、木版画を学んでいましたが、1916 年頃から銅版画の技法を取得します。これによって1913 年頃から見られるキュビスム的作風が生かされた、よりシャープな表現が可能となりました。1920 年代に入ると、「百貨店風景」(1920-21)のようなモダンな都市風景の線描や、「ドリアン・グレイの肖像」(1928-29)など多くの文学作品の挿絵を手掛けます。モダン都市の情景をスピーディー且つファッショナブルなタッチで捉え、人気を博した版画家であり、挿絵画家でした。
バルビエとラブルール、同時代を生きた2 人の異なるスタイルの作品世界をご堪能ください。
*掲載画像について
『危険な関係』より1934 年
| 開催日 | 2012年04月08日~2012年06月03日 | 
|---|---|
| 会場 | 練馬区立美術館 | 
| 会場住所 | 東京都練馬区貫井1丁目36番16号 地図 | 
| 地域 | 東京 / 板橋区・練馬区・豊島区・中野区・杉並区(池袋・中野など) | 
| 入場料 | 一般500 円、高大学生及び65~74 歳300 円、中学生以下及び75 歳以上無料(その他各種割引有) | 
| 営業時間 | 午前10 時~午後6 時 ※入館は午後5 時30 分まで 休館日 : 月曜日(ただし4 月30 日は開館、翌日休館)  | 
						
| イベントURL | http://www.city.nerima.tokyo.jp/manabu/bunka/museum/ | 
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