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中之条ビエンナーレ 2011

二年に一度、四万・尻焼など多くの温泉郷を有する群馬県中之条町に、国内外から多くのアーティストが...

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さてさて、

群馬県中之条で10/2まで開催中の

中之条ビエンナーレ2011

報告その2です。

中之条伊勢町エリアから、

北上した地域 伊参(いさま)エリア。

ここは、このビエンナーレを満喫できるエリアです!

棚田の稲穂や山あいの風景が素敵!

会場も、雰囲気のある道の駅から、廃校になった小学校、

茅葺屋根の農家、すすきの原っぱ、

映画のスタジオに使われている建物まで。

会場が点在しているので、

辿り着くまでのアプローチも醍醐味です。

伊参エリアで、絶対はずさないで欲しいのは、

旧五反田学校の

”清岡正彦 風景の呼吸 2009-2011”

すごい物質量で、まず圧倒されました。

不思議な空間・空気感だったな~。

清岡さんは、一昨年の中之条ビエンナーレから

参加しているということもあり、2009のものも含め、

3つの教室を使って、旧五反田学校を完全に侵食してました。

あの土やコケ、水の質感は、面白いわー♪

それと、校舎近くの

”ユミソン+松島俊哉 哲学者の部屋”も

是非、諦めずに探し当ててくださいね(笑)

作品と直接は関係ないけど、

ゆこもりは、初めて自生?しているキウイを見ました♪

そして、伊参スタジオも是非!

映画で使われたセットが保存されていて、

今も映画やドラマで使われているそうです。

13人もの作家さんが展示しています。

”近藤美智子 I see a girl”は、

暗いですが、すぐに教室から出ずに、

じっくり見ていると、あることに気が付きます。

みんな、気づかずにスルーしていたので。

ヒントは、なんで、鏡に反転文字が書いてあるのか、です。

あと、大道公民館の

”大石麻央 「最後の晩餐」”は、独特でした~

以前もご紹介したように、

動物着ぐるみを使う作家さんはいるんですが、

人から動物に変わるだけで、

面白く、シュールな感じになるんですよねー。

別棟の”小野さやか 地面と地面の間のこと2”も

しっかりと空間を使っていたなー。

はかなく、風に揺れる感じは、

単純に”もの”を置いている作家が多い中、

動きがあって、よかったです。

やっぱり、何かしら頑張っていたり、

込めていることがわかるものは、

大変だろうなー、とかすごいなーとか、

感情移入しやすいからか、面白く感じます。

最後に、大道公民館のさらに先にある冨沢家住宅。

ここは、江戸時代の茅葺建築の中に、

4人の作家さんが展示していました。

4人だけど、どの作家さんも、

かなりの仕事量なので、とても見ごたえがあります。

特に、”伊藤隆之 「景色」”は、

作家さん本人が作った?ふすまに

中之条のありとあらゆる景色、風景を描いてあります。

作家さんは、学校の先生らしいのですが、

これだけの仕事量をこなすのは、

さそ大変だっただろうと思いました。

思わず一つ一つ見入ってしまいました。

これも、作家さんが

地道に中之条の”欠片”を探しているという

中之条密着の好例です。

こういうことによって、普段は見過ごすものを

再発見する一助になりますね。

四万温泉エリアに続きます♪


中之条ビエンナーレ2011 HP

http://www.bi-ku.com/nakanojo/index.html