絵巻大好き、全期間全巻展示です。巻き替え展示ではありません。
こんなに代表的な絵巻物の特別展なのに、私が訪れた時は空いてました。（4/15）
まさに、鉢が飛び、米俵が舞い上がり、剣をまとった童子が空を駆ける。躍動感あふれる絵巻の中に惹き込まれてしまいます。”鉢が飛ぶ”こんな絵本を昔々幼き頃に読んだ様な気さえしてきました。
尼君が大仏の前で一夜をあかす場面は一つの場面に尼公の様々な様子が描き込まれいます。尼君があちこちと落ち着かなく動き回りながら夜をあかしたのですねぇ。【尼公巻】の最後にはまいあっがった倉が描かれているというオチまであって楽しい。
29日から旧館（仏像館）がリニューアルオープンしましたね。
私が伺ったときは、お庭が開放され、「仏教美術資料研究センター」を初めて間近で見る。電灯がついており、今もここで研究されていると。。。
京都もいいけれど、奈良は奥深い。