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特別展「生誕150年 黒田清輝─日本近...

<東京国立博物館> 《湖畔》で広く知られ、日本美術の近代化のために力を尽くした黒田清輝の生誕...

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「昔語り」の途中経過がずらり。完成作が戦火に焼かれても、下絵やデッサンが、数多く残っている。

《久米桂一郎肖像》(1897年)
書き込んである文字が、ざくざくっとしたアルファベットで、赤と青。
この作品、何かに似ている、と思ったら、この展覧会のポスター・パンフのデザインだ。
本展の文字はピンクと青紫。この絵をイメージして作ったのか。

《木かげ》(1898年)
黄色と青。効果を計算しつつ、無理を感じさせない。
ここで日本の油絵の人物画の、一つの完成を見たのでは。

《智・感・情》(1899年)
体より顔の表情が気になる。

《雲》(1914~21年)
一つの額縁に、それぞれ異なる雲6点を横一列に収めた作品。
どの雲もいい。本展一番。


黒田の手紙の言葉が壁面に。

グレーの風景について。
 グレーはどの季節が好いかと聞かれても困る、いつも好いところなので
どのように好いのか。黒田は、色彩のコントラストを具体的に描写している。言葉も鮮やか。

今後の日本の油彩画について。
 日本独自のものが、自然に生まれるだろう
日本の絵画の未来に不安は感じていなかったらしい。

今後の自分について。50歳くらいのときの話。
 80まで生きられれば、いいものが描けるようになるだろう
だが58歳で他界。80の黒田の絵が見たかった。


黒田以外で、おおっ ときたもの。

《羊飼いの少女》ジャン=フランソワ・ミレー
《モレのポプラ並木》アルフレッド・シスレー
《グレーの秋》浅井忠
《裸婦》久米桂一郎
《静》藤島武二

このレポートの原型はこちら。
http://hanitona.web.fc2.com/mg2016006seiki150.htm
よろしかったらご覧ください。

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