夢(お名前を考えて)

20歳の時に夢を見た。チャマグー(猊下)のお腹に耳を当てて心臓の音を聞きながら、夕日の陽が当たる寝台列車にいた。

暫くすると、雨が降りそうな曇り空の下、今まで来た事のない大きく綺麗な霊園に、チャマグーをおんぶして歩いていた。背中がとても暖かい。


耳元で「右ね」「そのまま進んで」「違う右！」と案内されると、腰程の高さの盾型の小さなお墓が10基が前後に並んだ所に。右端から3つ目。ほぅ、これがチャマグーのお墓か。

名前を必死で見ようとした。彫られた文字にカタカナが多い事以外見えなかった。後ろのチャマグーが何やら哀しげだった。どんな名前だったんだろう…名前を見つけて、目が覚めても覚えてたら、手段を選ばす探して回っていただろう。


私はどうやら、「死」に恋したらしい。(ｲｲﾊﾅｼﾀﾞﾅｰ！！)

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作成者	ヒロチャマゴ
作成日	2024年01月13日 19:08

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