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ブームなので、2020年東京オリンピックのエンブレムを私も考えてみました。

TokyoOlympic2020EmblemIdea1.png

扇にしたのは、源平合戦の屋島の戦い、那須与一のイメージ。

源平の合戦中、那須与一が的を射抜く時だけは、
両陣営が一瞬戦いを止めて見守り、
見事、成功すると、源平両陣営が、純粋に与一の腕前を褒め称えた、
という、平家物語のあのくだり。

オリンピックにふさわしいですよね?

国やイデオロギーを超えて、
純粋に競技の腕前を競い、優れた競技者を褒め称える。
実際に、古代ギリシャでも、オリンピックの間は休戦した、という。
屋島の合戦のあの場面に似ているかと。

扇のデザインは、日の丸で日本の国を表し、
金地で、華やか、厳かなイメージ、また金メダルもイメージしました。
1964年のエンブレムも、文字が金色でしたので、
過去の繋がりやリスペクトも表現できているかと。
(佐野さんのエンブレムもそんな説明がされていましたね)

まぁ、何より、
金と赤って、日本だと、おめでたい感じがありますよね。

扇に矢とかを描いてしまうと、なんかチープなデザインになりそうで、
やめました。

その代り、勢いを出したくて、
2020の文字と、オリンピックのロゴを敢えて、右肩上がりで、
動きがあるように配置してみました。

2020のゼロを日の丸に見立てて、扇のデザインとも、
関連を持たせてみました。

また、エンブレムやロゴのデザインというのは、
単に綺麗というよりも、
1. 白黒でも印象が変わらない
2.小さくしてもデザインが潰れない
3.印刷上の問題でグラデーションとかは、使わない
といったことが大切だ、なんて、書いている方もいらっしゃったので、
そのあたりも配慮したデザインにしたつもりです。


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