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いつもマンサニージャは、さぶたんくうの家に突然やってきては、お昼ご飯をねだります。だからさぶたんくうは、マンサニージャはいつもお腹を空かせていて、とても貧乏な女の子なのだと思っていました。
今日は、マンサニージャがさぶたんくうを自分の家のお茶会に招待してくれました。
マンサニージャのお家は、村の広場から少し奥まったところにある、プロヴァンス風の瀟洒なお屋敷でした。以前からさぶたんくうは、このお屋敷の前を通っては、「こんな素敵なお家に住んでいるのはどんな人達だろう!」と言い合っていたので、まさかそれがいつもお昼をねだりにくるマンサニージャのお家で、しかも今日このお家で開かれるお茶会に招待されるなんて!と浮かれてしまいました。でもそのすぐあとで、オーバーオールで来てはまずかったかも!と焦りましたが、もう時間も時間なので気にすることはやめました。そして呼び鈴を鳴らして、「お招きありがとうございます」と言って、来る途中、道ばたで摘んできたお花をマンサニージャに渡しました。お茶会ではプティングやカップケーキ、チョコレートケーキやマカロンが次から次へと出てくるので、食いしん坊のさぶたんくうでも食べきれないほどでしたが、今日はお客様なのだからお上品に振る舞わなくてはと、「美味しいお茶ですね」とか「大変結構なお味でした」などと言いながら、すましたお顔でお茶とお菓子を頂きました。

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