ステラとダインの版画
2011年11月10日(木) 9:30 ~2011年12月25日(日) 18:00
- カテゴリ
- 個展・グループ展・展示会
- 絵画・版画
- タグ[編集]
- このページにタグをつけてみませんか?
<鹿児島市立美術館>
ステラとダインの版画作品から、革新的な戦後アメリカ美術の一端をお楽しみください。
| 編集者 | |
|---|---|
| エントリー機能 | エントリー機能を使わない |
| エントリー掲載の承認 | エントリーしたら自動的にエントリー一覧に掲載 |
| アート掲載 | OFF |
| アート掲載の承認 | 投稿したら自動的に出展作品一覧に掲載 |
イベントDATA
フランク・ステラ(1936~)とジム・ダイン(1935~)は、ともに戦後のアメリカを代表する現代作家です。第二次世界大戦後、アメリカの作家たちはヨーロッパの伝統的な絵画表現から抜け出し、革新的な手法によって自由の国アメリカらしい新しい感覚の美術作品を生み出しました。本展では、明快でクールな色面構成によって絵画の再現性を否定した「ミニマル・アート」と、大量消費社会を背景に身の回りに溢れる既成品を作品のモチーフに取り入れた「ポップ・アート」の作家をご紹介します。
フランク・ステラは、 1960 年前後に黒い縞模様の精密な繰り返しが斬新な印象を与える一連の作品を発表しました。色や形といった絵画の要素を、黒の縞模様というこれ以上ないまでに簡略な形に縮小した作品は、「ミニマル・アート」と呼ばれます。本展でご紹介するステラの《ブラック・シリーズI》は、これらの作品を版画化したものです。同じく簡略な色と形の組み合わせによって構成された、版画《シンジェリ・ヴァリエーションズ》とともにご鑑賞ください。
一方、ジム・ダインはミロのヴィーナス像やバスローブといった身近なモチーフを描いた点で、アンディ・ウォーホルに代表されるポップ・アーティストの一員と見なされる作家です。しかし、いわゆる「ポップ・アート」の作品が既製品のイメージの反覆により冷ややかな印象を与えるのに対して、ダインの作品にはモチーフへの愛着が感じられます。また、版画作品の中にも手押しのスタンプを用いるなど、作家の手の痕跡や身体性を感じさせる点が特徴です。
ステラとダインの版画作品から、革新的な戦後アメリカ美術の一端をお楽しみください。
*掲載画像について
フランク・ステラ
《シンジェリ・ヴァリエーションズ「シンジェリ・ヴァリエーション1」1977年
| 開催日 | 2011年11月10日 09:30~2011年12月25日 18:00 |
|---|---|
| 会場 | 鹿児島市立美術館 |
| 会場住所 | 鹿児島市城山町4番36号 地図 |
| 地域 | 九州 / 鹿児島 |
| 入場料 | 一般 300 円、高大生 200 円、小中生 150 円(所蔵品展と共通) 年間パスポートでもご覧いただけます(一般600円、高大生400円、小中生300円) |
| 営業時間 | 午前9時30分~午後6時(入館は午後5時30分まで) 休館日 月曜日(祝日の場合はその翌日)、12月29日~1月1日 |
| イベントURL | http://kagoshima.digital-museum.jp/artmuseum/index.html |
ShareArt 展覧会・イベント情報さんが投稿したその他のイベント
このイベントに関連するブログ
まだこのイベントが書かれたブログはありません。
このイベントに対するみんなのコメント
会員登録をしてコメントしよう!
同じカテゴリーのイベント
~
2025年11月30日(日) 19:00
『硝子の追憶』 西瓜みい・はるはなこえ...
記憶は、硝子のように儚く脆い。 指先でそっと触れれば、 ひかりを返しながらも、ひび割れてし...
~
2025年11月25日(火)
第14回 レッドバンブー展
女子美術大学付属高校の同級生8人によるジャンルフリーのグループ展
~
2025年12月6日(土) 18:00
マツモトヨーコ絵画展 -日々のかけらー
画家・イラストレーターとして活躍するマツモトヨーコの新作展を開催いたします。なんでもない日々の...
~
2025年11月23日(日) 18:30
甲秀樹展
本展では、新作の色鉛筆画および鉛筆画12点、人形作品1点を含む最新作に加え、これまでの旧作もあ...



